GC学部の教員らが外国語教育とテクノロジーに関する国際大会(FLEAT8)で研究発表を行いました
2025/07/01





米国ハワイ大学マノア校で6月25日~28日に開催されたテクノロジーを使った外国語教育に関する国際大会(FLEAT8)にグローバル・コミュニケーション(GC)学部英語コースの表谷純子准教授、仁科恭徳教授、ニコラス・マスティー講師、森下美和教授が参加し、合計3件の研究発表を行いました。FLEATはForeign Language Education and Technologyの略で、主に米国で開催されています。
まず、表谷准教授と仁科教授が「The Enduring Value of Study Abroad in the Age of AI: A Multi-Year Longitudinal Study」(AI時代における留学の不変的価値:継続的追跡調査の視点から)というタイトルで口頭発表を行いました。GC学部英語コースの留学プログラムについての実践研究報告で、ハワイ大学の教員はじめ、さまざまな国からのオーディエンス(聴講者)と有益な議論を交わしました。
次に、マスティー講師は、「The Use of Multiple Modes of Media in an EFL Journalism Seminar」(英語を第2言語とするジャーナリズムセミナーにおける複数のメディア形態の活用)というタイトルで口頭発表を行いました。マスティーゼミでの授業内活動、それに対する学生の感想をもとにしたディスカッションの分析、その結論について、オーディエンスと共有しました。
最後に、森下教授は、「A Study of English Discussions Based on Transcription Data」(書き起こしデータに基づく英語ディスカッションに関する一考察) というタイトルでデジタルポスター発表を行いました。デジタルポスター発表はアメリカでは一般的で、基本的にパワーポイントを使いながら、オーディエンスの要望や必要に応じてPC上の動画や音声データなども提示します。今回は英語ディスカッションの分析システムと内容の書き起こしについて得られた知見をオーディエンスと共有しました。
いずれの研究発表も、GC学部で実践している先進的な外国語教育に関する内容で、これらのテーマに興味を持った米国本土や南米、ハワイのさまざまな大学の教員らが多く聴講し、さまざまな質問や活発なディスカッション・意見交換を行い、有意義な発表となりました。
FLEAT8の詳細はこちら(英文)