GC学部・中西教授の授業で大学コンソーシアムひょうご神戸の企業課題解決プログラムでポスター発表しました
2025/12/22
グローバル・コミュニケーション学部英語コース・中西のりこ教授が担当する「英語会話」の授業で12月12日、大学コンソーシアムひょうご神戸の企業課題解決プログラムに取り組んだ成果をポスター発表で示しました。
全国でシェアハウスなどを展開している株式会社オークハウス(本社・東京都豊島区)の「国際型シェアハウスが360度の問題に対して解決策となるか(認知度を高めたい)」との課題に1、2年次生の2グループが調査したことやアイデアをポスターにまとめ、発表しました。
オークハウスは関東圏での事業展開が中心ですが、企業の使われていない社員寮などを買い取ってリノベーションしたり、建物ごと所有者と賃貸契約を結んだりして各地に物件を拡大し、関西でも計約400人の居住スペースを確保しているといいます。うち7割が外国人で多数の留学生が暮らしているのが外国語を学ぶ学生にとっては魅力です。
2時限目に「オークハウスの認知度をどのように高めるか」のテーマで発表した1年次生グループのポスターは尼崎市にあるシェアハウス「ソーシャルレジデンスアカデミア大阪尼崎」(110室)の外観やハロウィンパーティーの様子の写真、利用は賃料4万8000円からで1カ月から利用できるシステムなどを紹介しました。順番に発表した学生は「内部にはジムや図書室、シアタールームもあります」「居住者以外も参加できるハロウィンパーティーに行きましたがとても楽しかったです」などと話し、魅力を伝えました。認知度を高める方法は「若者に人気のインスタグラムを活用する」と提案しました。さらに利用者を増やすための課題としては、「ティーンエージャーが少ない模様なので、高校生や大学生にもっとアピールする」と述べました。
オーディエンスの学生からは「ハロウィンパーティー以外にどんなイベントをやっていますか」「利用料の幅はどのくらいですか」「住人は何人くらいですか」などの質問が出て、学生の回答に補足してオーディエンスとして参加してもらったオークハウスの営業部主任、森田翔紀さんが答えました。またオークハウスに居住する外国人留学生も同席し、「1年ぐらい住んでいますが、国際的でとても楽しいです」と感想を英語で述べました。森田さんは「ポスター発表してもらえるだけで学生の皆さんの間で認知度が上がり、課題解決につながります」と感想を述べました。
ポスター発表は同プログラムのほかに、絶滅危惧種の動物をどう守るか、眠りと健康の関係、食品ロスを減らすためにはどうすれば良いか、ChatGPTのような生成AIのメリット、デメリット(以上1年次生)など幅広いテーマが取り上げられました。
