神戸学院大学

経済学部

人文学部の上田ゼミと経済学部の林ゼミが合同ゼミ発表会を実施しました

2022/12/23

上田ゼミ『細雪』を取り上げた班のプレゼン資料
上田ゼミ『細雪』を取り上げた班のプレゼン資料
上田ゼミ『細雪』を取り上げた班を学生が再現した動画の様子
上田ゼミ『細雪』を取り上げた班を学生が再現した動画の様子
上田ゼミ『名も無き世界のエンドロール』を学生が再現した動画の様子
上田ゼミ『名も無き世界のエンドロール』を学生が再現した動画の様子
同じく林ゼミ「Mラボ」を取り上げた班のプレゼン資料
同じく林ゼミ「Mラボ」を取り上げた班のプレゼン資料
林ゼミ「Mラボ」を取り上げた班の動画の様子
林ゼミ「Mラボ」を取り上げた班の動画の様子
林ゼミ「日経ストックリーグ」を取り上げた班のプレゼン資料
林ゼミ「日経ストックリーグ」を取り上げた班のプレゼン資料

人文学部の上田学准教授と経済学部の林隆一教授の3年次生ゼミが12月22日、合同ゼミ発表会を実施しました。両ゼミとも4班に分かれたゼミ活動についてプレゼンテーションを行ない、互いのゼミで質問・評価し合いました。

■上田ゼミ 映画『細雪』などの報告が最多票
上田ゼミは、神戸・兵庫でロケを実施した学生が生まれる以前の時代と最近の映画など2点ずつピックアップし、監督や製作年などの概要、ストーリー、批評(公開当時の雑誌などの映画評)を踏まえて、学生が再現した映画のワンシーンの動画を説明しました。ロケ現場を訪れて、映画のシーンと同じようなカメラアングル、人物配置で撮影を試み、作品撮影の工夫などについて考えました。

投票の結果、上田ゼミは『細雪』(1959年版)と『名も無き世界のエンドロール』(2021年)を取り上げた班(石川凪、桐島愛斗、土谷美櫻、細坪慎吾)が最多票を集めました。谷崎潤一郎の長編小説である『細雪』は、これまで3度映画化されていますが、2回目の1959年版(島耕二監督)では、阪神間のロケ撮影が多用されています。土谷美櫻さんは「現在とは風景が異なっているシーンが多く、ロケ場所を探すのに苦労したが、他の学生と協力して映像を完成させることができた」とコメントしています。

他の班は、『オオカミ少女と黒王子』(2016年)、『ブラック・レイン』(1989年)▽『思い、思われ、ふり、ふられ』(2020年)、『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(2015年)▽『フォルトゥナの瞳』(2019年)、『火垂るの墓』(1988年)――について取り上げました。

■林ゼミ Mラボ参加の取り組み報告が最多票
林ゼミは、投票の結果、Mラボ(神戸新聞社主催の企業の課題を解決する取り組みのコンテスト)の発表が最多票を集めました。Mラボチームは「日本テクノロジーソリューション株式会社」とマッチングされ、企業で働く上での本音が聞けるのかをポイントとし、就活生が気になる要素についてインタビュー動画を作成しました。発表者の折越遥香さんは「7月から11月まで進めてきた長期企画で、初めはなかなか上手くいかず、頭を抱える時間も多くありました。しかし、試行錯誤を重ね、企業の方達にお話を伺う際も、どのような質問をすれば、を盛り込めたと感じています。今回で私たちなりのMラボを認められて興味を持ってくれた方も多かったのかなと思い、とても嬉しく思います」と感想を述べています。

その他では、日経ストックリーグ(投資学習のツールとして企画されたコンテスト形式の金融・経済教育プログラム)でそれぞれ3つの違うテーマ「ゲーム市場」、「農業とAI」、「代替製品がつくる未来」の発表が行われました。

林教授、上田准教授から互いのゼミの発表についてのコメントもあり、異なる学部間でのゼミ同士が、お互いのゼミ活動を相互評価しました。