神戸学院大学

経済学部

経済学部の林ゼミと人文学部の上田ゼミが合同ゼミ発表会を実施しました

2021/12/20

上田ゼミ『風の歌を聴け』を取り上げた班のプレゼン資料
上田ゼミ『風の歌を聴け』を取り上げた班のプレゼン資料
上田ゼミ「阪急電車 片道15分の奇跡」を取り上げた班のプレゼン資料
上田ゼミ「阪急電車 片道15分の奇跡」を取り上げた班のプレゼン資料
林ゼミ「日経ストックリーグ」を取り上げた班のプレゼン資料
林ゼミ「日経ストックリーグ」を取り上げた班のプレゼン資料
同じく林ゼミ「日経ストックリーグ」を取り上げた班のプレゼン資料
同じく林ゼミ「日経ストックリーグ」を取り上げた班のプレゼン資料

経済学部の林隆一教授の3年次生ゼミと人文学部の上田学准教授の3年次生ゼミが12月9日、合同ゼミ発表会を実施しました。班ごとにゼミ活動についてプレゼンテーションし、互いのゼミで評価し合いました。

■上田ゼミ 映画『阪急電車 片道15分の奇跡』など報告が最多票
上田ゼミは、神戸・兵庫でロケを実施した学生が生まれる以前の時代と最近の映画を1点ずつピックアップし、監督や製作年などの概要、ストーリーのあらすじ、批評(公開された雑誌などの映画評)を紹介しました。さらに、ロケ現場を訪れて、映画のシーンと同じようなカメラアングル、人物配置で撮影を試み、作品撮影の工夫などについて考えました。

投票の結果、上田ゼミは『風の歌を聴け』(1981年)と『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011年)を取り上げた班が最多票を集めました。『風の歌を聴け』では、ロケ地の神戸・元町商店街について、「当時の店などは見当たらなかったが、天井など変わらない部分もあった」ことを現地で確認。『阪急電車 片道15分の奇跡』ではロケ地の阪急今津線・小林駅について「撮影当時と比べて周囲の店の変化などはあったが、景色全体の大きな違いはなかった」と、当時と今の風景の違いを調べて報告しました。

他の班は、「透明人間現る』(1949年)、『フォルトゥナの瞳』(2019年)▽『ブラック・レイン』(1989年)、『オオカミ少女と黒王子』(2016年)、▽『べっぴんの町』(1989年)、『アルキメデスの大戦』(2019年)――について取り上げました。

■林ゼミ 日経ストックリーグ参加の取り組み報告が最多票
一方、林ゼミは、日経ストックリーグ(投資学習のツールとして企画されたコンテスト形式の金融・経済教育プログラム)へのエントリー後の取り組みについて発表した班が最多票を集めました。「シェアリングエコノミー」をテーマに車などのモノ、スペース、スキルなどを所有せず、シェアすることでSDGs(持続可能な開発目標)に配慮した活動を展開している企業に「投資」のターゲットを絞り、15社を選定しました。チームリーダーの林大介さんは、「日経ストックリーグを通して、一見つながりのなさそうな企業同士のつながりを見つけることができ、社会の仕組みを勉強することができました」と感想を述べています。

別の班はMラボ(神戸新聞社主催の企業の課題を解決する取り組みのコンテスト)で自動車販売業の「神戸マツダ」とマッチングされ、同社が導入した「360°評価」という人事評価の改善点や改善方法の提案をしました。さらに、本学の「学生チャレンジプロジェクト」に採用された学生フリーペーパー「Choice」作成と配布の取り組みについてのプレゼンもありました。

林教授、上田准教授から互いのゼミの発表についての講評もあり、異なる学部間でのゼミ同士が情報交換し、交流を深めました。