神戸学院大学

経済学部

経済学部の関谷ゼミと高大連携授業に取り組む県立伊川谷高等学校の生徒が有瀬キャンパスを訪れ、「ミニ・オープンキャンパス」を体験しました

2023/07/13

有瀬キャンパスを見学する高校生たち
有瀬キャンパスを見学する高校生たち
経済学部の「地域経済論」を大学生と一緒に聴講
経済学部の「地域経済論」を大学生と一緒に聴講
図書館有瀬館を見学する高校生ら
図書館有瀬館を見学する高校生ら

経済学部の関谷次博教授ゼミとの今年度の高大連携授業の一環で、兵庫県立伊川谷高等学校(神戸市西区)の生徒17人が7月12日、有瀬キャンパスを訪れました。

高大連携授業は同校の特色選抜コミュニケーション類型で「コミュニケーション応用」の授業を受講している2年生25人と関谷ゼミの3年次生6人が参加して4月28日にスタートしました。これまで3回、ゼミ生が同校を訪問。外部の人から話を聞いたり、新聞等のメディアを使ったりして地域の課題を見つけ出す作業に取り組んできました。

しかし、高校生たちは課題の発見に一苦労の様子。そこでゼミ生たちは兵庫県議会サテライトゼミ(ホームページの記事はこちら)などの研究活動の経験をもとに、グループディスカッションを通じてアドバイスしてきました。(4月28日の高大連携授業の記事はこちら

初の本学訪問で高校生たちは、経済学部の専門科目の一つ「地域経済論」を大学生と一緒に聴講。地域経済活性化を実現するために、実際に地域の課題を見つけ、解決するまでの方法などを学びました。理論と実践をまじえた内容に生徒たちは「自分たちの活動の参考になった」「大学の講義の様子が少しわかった」と感想を述べました。

せっかくの機会に大学の雰囲気にもっと親しんでもらおうと、「ミニ・オープンキャンパスとして学食体験のほか、関谷ゼミ生の案内でキャンパスの敷地全体や図書館有瀬館内の見学もしてもらいました。高校生たちはキャンパスの広さに驚くとともに「キッチンカーがあって、人も多く、キャンパス内がとても明るい感じがした」と良い印象を持ってくれた様子でした。

高大連携授業は年間計画で実施し、夏休みには高校生のフィールドワークに大学生が同行し、調査内容をまとめる際のグループディスカッションに参加するなど、相互の関わりを強めていきます。最終的な研究発表会は12月に有瀬キャンパスで行う予定です。