神戸学院大学

経済学部

経済学部の木暮ゼミが「灘の酒プロジェクト」で 菊正宗酒造株式会社を訪問しました

2026/08/04

「酒造記念館」で中島副館長の説明を聞く木暮ゼミ生
「酒造記念館」で中島副館長の説明を聞く木暮ゼミ生
「樽酒マイスターファクトリー」を見学するゼミ生
「樽酒マイスターファクトリー」を見学するゼミ生
「盃展示館」で井内館長の解説を聞くゼミ生
「盃展示館」で井内館長の解説を聞くゼミ生
試飲させてもらった5種類の商品
試飲させてもらった5種類の商品
社員の皆さんとゼミ生の歓談
社員の皆さんとゼミ生の歓談
お礼のあいさつをするゼミ生の代表
お礼のあいさつをするゼミ生の代表
社員の皆さんと記念撮影するゼミ生
社員の皆さんと記念撮影するゼミ生

経済学部木暮ゼミの学生18人が7月3日、「灘の酒プロジェクト」の一環として、日本を代表する酒造メーカーの一つである菊正宗酒造株式会社(神戸市東灘区)を訪問しました。

木暮ゼミが進める「灘の酒プロジェクト」は、地域資源である「灘五郷」の価値を若い世代の視点で見つめ直し、日本酒の新たな魅力発信やリブランディングを目指す取り組みです。

訪問の冒頭では、人事グループの松岡尚志課長と藤田玲子さんから360年以上の歴史を持つ会社の概要、ブランド・ビジョンとともに酒造業界が直面しているリアルな課題についてお話しいただきました。特に、若者の日本酒離れによる消費量の減少や、その対策に学生たちは真剣に耳を傾けていました。また菊正宗酒造記念館の井内雅巳館長より、菊正宗酒造の歴史、「米(山田錦)・川(水車精米)・水(宮水)・風(六甲おろし)・技(丹波杜氏)・港(樽廻船)」という、灘の酒の歴史的な強みについて詳しい説明がありました。

■歴史と技術を感じる施設見学
続いて菊正宗酒造の敷地内にある以下の三つの施設見学を実施しました。

• 「酒造記念館」:国指定の重要有形民俗文化財である酒造用具が並び、伝統的な酒造りの工程が再現された記念館を見学。丹波杜氏でもある中島誠副館長の案内は身振り手振りを加えて楽しい内容でした。
• 「樽酒マイスターファクトリー」:吉野杉の香りが漂うファクトリーでは熟練の職人技が光る樽作りの工程を間近で拝見し、伝統を継承する重要性を体感しました。
• 「盃展示館」:井内館長の解説で縄文時代まで遡る日本の酒文化と、それを彩る多様な酒器の歴史に触れ、さまざまなデザインや色の全国の盃を堪能しました。

■5種類の商品の試飲と意見交換
見学後は、人事グループの圓山凜さんに商品説明を受けて、試飲体験が行われました。今回は以下の5種類の商品を試飲しました。

1. 百黙(ひゃくもく) 燗酒に強い菊正宗酒造が世界に発信する冷酒
2. 樽酒 手間暇のかかる生酛造りの辛口酒に吉野杉の樽の香を沁み込ませた純米酒
3. ほろよい フルーティーな香りの低アルコール酒
4. ぽん酒 ミツカンとのコラボで誕生した初心者にも飲みやすい新商品
5. 上撰さけパック生酛純米 灘の酒、菊正宗酒造本流の生酛造りの辛口純米酒

お薦めの2種のつまみとのペアリングを楽しみつつ、学生たちは、社員の皆さんと「どのような料理と合わせるのが最適か」「若者にとっての飲みやすさはどうか」などのテーマで活発に意見交換を行いました。「日本酒はハードルが高いと思っていたが、飲み合わせ次第でイメージが大きく変わる」といった驚きの声も上がり、リブランディングに向けた新たなヒントを得ることができました。

■質疑応答でキャリアを考える
最後に、社員の皆さんとの質疑応答の時間が設けられました。学生からは「なぜ日本酒業界を選んだのか」「個人的に一番好きな日本酒は?」といった質問が投げかけられました。社員の皆さんの情熱や仕事への誇りに触れることで、学生自身の将来のキャリアを考える上でも、非常に刺激的な機会となりました。

今回の訪問で得た知見や、学生ならではの斬新なアイデアを生かし、木暮ゼミでは今後も「灘の酒」の魅力を学内外へ発信していく予定です。