神戸学院大学

経済学部

経済学部の林ゼミと関谷ゼミで主要企業について調査結果の合同発表会を開催し、投票で最優秀のチームを選びました

2023/07/12

最優秀に選ばれた「パナソニックグループ」について調べたチームの学生たち
最優秀に選ばれた「パナソニックグループ」について調べたチームの学生たち
各チームが主要企業について調べた結果を発表
各チームが主要企業について調べた結果を発表
発表を聴く学生たち
発表を聴く学生たち

経済学部の林隆一教授と関谷次博教授が担当する入門演習(1年次生)の合同発表会で7月11日、林ゼミ所属の5チームが主要企業5社(グループ)について調べた結果をまとめ、1チーム1社(グループ)ずつプレゼンテーションしました。

司会は関谷教授が担当しました。調査対象は①パナソニックグループ②川崎重工業株式会社③京セラ株式会社④イオングループ⑤トヨタ株式会社――で、各チームが担当企業の業績やコロナ禍前後の売上の変化、環境関連事業、企業としての強みなどをまとめ、同業他社と比較するなどして分析しました。

学生同士の質疑応答では、コロナ禍の影響や半導体の供給不足、海外進出を強化できた理由、社是の意味などについて質問が出ました。コロナ禍の影響については「感染防止のための厳しい行動制限が響いた」、半導体の供給不足については「販売店間で在庫を融通し合うなどして何とか対応しようとした」などと回答していました。

最後に学生全員の投票で、最も良かった発表を選びました。最優秀の1位はパナソニックグループについて調べた上野山悠斗さん、大堂弥羽さん、伏原珠栞さん、長田慎之介さんのチームでした。4人は「図や表を使い、簡潔にまとめるのに苦労しました。グループの歴史や事業体制を調べる過程で、パナソニックがホールディングカンパニーを頂点に持株会社制の新体制になっていることも知ることができました。電化製品のイメージが強いのですが、地域のニーズに合う商品・サービスを提供していることも意外な発見でした」と話していました。

合同発表会は7月18日にも開催します。今度は関谷ゼミ所属の5チームが上記の5社(グループ)を歴史的な観点から調べた結果を発表し、林ゼミの同じ企業担当チームがそれぞれ質問します。