神戸学院大学

経済学部

経済学部の岡部ゼミがキルギス共和国の小中高一貫校「天才学校」と交流しました

2021/12/13

オンラインで交流した学生や生徒。たくさんの笑顔がそろった
オンラインで交流した学生や生徒。たくさんの笑顔がそろった
オンラインでキルギス側とやりとりする岡部ゼミ生ら
オンラインでキルギス側とやりとりする岡部ゼミ生ら
福笑いもオンライン。なかなか難しい模様
福笑いもオンライン。なかなか難しい模様
民族衣装で歌を披露する天才学校生
民族衣装で歌を披露する天才学校生
あいさつする岡部教授
あいさつする岡部教授

経済学部の岡部芳彦教授(国際交流センター所長)のゼミ生(3年次生)が12月10日、中央アジアのキルギス共和国の私立学校「キルギス・日本天才学校(Kyrgyz-Japanese Private School 【Tensai】)」と交流しました。

同校は、11年制の小中高一貫校です。創設者は国際協力機構(JICA)の研修で来日したことがあり、日本語の学校名を付けたとされます。日本式の教育を取り入れ、日本語、そろばん、武道などの日本文化のプログラムを実施しています。また同校では多数の教員が日本語を話すことができます。

交流会は同国出身で、本学大学院経済学研究科で博士号を取得し、現在は大阪の貿易コンサルティング会社で働くワリエワ・エルヴィラさんの紹介で実現しました。オンラインですが、天才学校側は各教室、岡部ゼミは演習室にそれぞれ集まり、ハイブリッド形式で実施されました。

天才学校のオムルジャノワ・クリミラ校長と岡部教授からのあいさつで開会。岡部ゼミ生は、クイズ形式で神戸市を紹介しました。続いて、日本文化紹介としてオンラインで福笑いをしました。天才学校の生徒が指示して、岡部ゼミ生が口や鼻のパーツを貼り、大いに盛り上がりました。天才学校生からは、日本語でのあいさつやキルギスについてのプレゼンテーション、キルギス民謡などの披露もありました。

企画を担当した岡部ゼミの鈴木宏政さんは「今回の交流では、国境を越えてのオンライン福笑いに挑戦させてもらいました。おそらく世界初の試みに不安もありましたが、キルギスの天才学校の生徒も神戸学院生も非常に楽しんでいました。このような小さな交流がいつか自分たちの将来の可能性を広げてくれる気がしました。コロナ禍でもまだまだできることがたくさんあるのだと改めて実感できました」と語っています。