神戸学院大学

経済学部

経済学部の関谷ゼミが上郡町の観光活性化に向けて上郡高等学校との高大連携プロジェクトを実施しました

2026/08/25

鎧かぶとの着付け体験
鎧かぶとの着付け体験
いきいき交流ふるさと館
いきいき交流ふるさと館
高校生と協議をする学生ら
高校生と協議をする学生ら
地元の人たちから意見を聞く学生ら
地元の人たちから意見を聞く学生ら

経済学部の関谷次博教授とゼミ生4人(3・4年次生)が8月24日に上郡町を訪れ、兵庫県立上郡高等学校との高大連携による観光活性化プロジェクトに参加しました。

本プロジェクトは、株式会社みなと銀行の仲介により、かみごおり観光協会、上郡町役場地域観光課、本学経済学部の関谷ゼミが連携し、上郡町の観光や地域が抱える課題について協議するなかで、まちづくりに取り組む団体や観光施設などを大学生が実際に訪れ、若者の視点から地域の魅力や課題を考えることになり、2026年6月に発足しました。

また、当日は次世代を担う地域の若者にも参加してもらうため、上郡高等学校との高大連携という形で活動を行うこととなり、生徒会の3人も参加しました。

まず上郡町で長年まちづくりに取り組んでいる「赤松手づくり鎧かぶとの会」の工房を訪問し、鎧かぶとの制作現場を見学するとともに、同会が実施している鎧かぶとの着付け体験にも参加しました。

鎧かぶとは、毎年11月23日に開催される白旗城まつりで行われる武者行列などに使用されています。一方で、鎧かぶとの製作者の高齢化が進み、後継者が不足しているという課題もあります。同会は、若い世代のアイデアを生かして、どのように活動を継続していけばよいのか、また、鎧かぶとの着付け体験をより多くの人に知ってもらい、町外からも参加してもらうにはどうすればよいのかについて、学生たちに相談しました。

続いて、上郡町ゆかりの明治期の偉人・大鳥圭介の足跡を紹介する「いきいき交流ふるさと館」を訪問し、地域おこし協力隊として活動されている方から、大鳥圭介の生涯や上郡町との関わりについて説明を受けました。

高校生のなかには授業などを通して大鳥圭介について学んでいる生徒もおり、地域の歴史や郷土の偉人を知ることが、地域の魅力を発信し、まちづくりを考えるうえで重要であることを学びました。

町内の散策や施設見学で得た知識を踏まえて、大学生と高校生は上郡町の魅力を伝え、観光につなげるためには何ができるか話し合いました。また、議論に加わった地元の方々から意見を聞きながら、町の現状や課題について、学生・高校生それぞれの視点からアイデアを出し合いました。

学生らは今回の活動で得られた気づきやアイデアをもとに、今後も協議を重ね、2027年度には実際に上郡町をめぐる観光ツアーを企画・実施することをめざしています。

参加した大学生は、「地域のさまざまな現状を実際に見ることができて良かった」と感想を述べました。また、高校生からは「大学生とまた一緒にこうした活動をしたい」という声があり、高校生と大学生が地域の課題について一緒に考える高大連携の意義を実感する機会となりました。