経営学部の石賀ゼミ生・藤原ゼミ生が「シンキッズフェスティバル」に参加しました
2025/10/17








経営学部の石賀和義教授と藤原由紀子准教授の3年次生ゼミ生が10月13日、女子プロサッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」(運営会社は「アイナックフットボールクラブ株式会社」)の試合前に開催された「シンキッズフェスティバル」に参加しました。
このイベントは、産学連携による学生交流や企業の課題解決などを推進する大学コンソーシアムひょうご神戸がレオネッサの集客戦略の一環として主催しました。スポーツの振興も兼ねており、子ども連れの家族客に、試合観戦の前に楽しいひとときを過ごしてもらえるよう、コンソーシアムに参加する大学の学生たちがさまざまなブースを出しました。
石賀ゼミは、第3セクターの宍粟メイプルと「道の駅はが ブラッシュアッププロジェクト」で連携しており、同社が販売しているかきもちに様々な調味料や甘味などをトッピングして試食してもらいながら、宍粟市のことを理解してもらう「宍粟かきもちパーク」を開催しました。
試食のトッピングでは、関西ならではのお好み焼きソースが一番人気であったうえ、チョコレートやあんバターも子どもに受けていました。また、宍粟市の印象を調査するためのアンケートも実施しました。結果は、宍粟市を知っている人が9割近くいるほか、日帰りしてみたい人が多いことが分かりました。
ゼミ生からは、「たくさんの子どもたちと触れ合え、笑顔でかきもちを食べてもらえて、とてもやりがいを感じました」「美味しいと言う声をいただき、とても感激しました」「宍粟市を知っている方が多くて嬉しかったです」などの感想が寄せられました。
藤原ゼミでは、株式会社マルヤナギ小倉屋と連携し、同社が販売する兵庫県産もち麦の認知拡大と消費拡大という課題に取り組んでいます。今回のイベントでは、あんこなどをトッピングした蒸しもち麦の試食、答えるだけでもち麦のことが分かる楽しいクイズを行う「ぷちぷちもち麦の小人」を開催しました。
最後のアンケートには、小学生から、孫の家族と一緒に訪れた高齢の方までが回答してくださいました。ほぼすべての方から「もち麦が身体に良い食べ物であることが分かった」「今後もち麦を食べたいと思う」との回答をいただきました。この結果に、参加した6人の学生たちは手応えを感じていました。
紙芝居のような形式で子供たちにクイズを楽しんでもらったゼミ生は、「子供たちの目線に合わせてかがんでいたので、疲れました。でも、目を輝かせてクイズに答えてくれたのが、何より嬉しかったです」と話しています。
大学コンソーシアムひょうご神戸では、大学生の集客力にも注力していて、ゼミ生たちは、レオネッサの選手と交流してTシャツにサインをもらい、イベント終了後には、ゲームを観戦しました。試合では、レオネッサが、大音量の応援が続くなかで、ベガルタに圧勝しました。観戦したゼミ生も「女子サッカーは初めての観戦でしたが、とても迫力があり見応えがありました」「こんなに盛り上がるのだと、女子サッカーの熱を実感しました」「初めての印象が強かったので、これからも見に来ようと思いました」などの感想を寄せ、感動した様子でした。
シンキッズフェスティバルのチラシはこちら
宍粟市に関するアンケート結果はこちら
アンケートに関する統計の講義はこちら