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神戸学院大学

薬学部

薬学部の福島昭二教授と科学クラブが「第7回ポートアイランドサイエンスフェスティバル」でワークショップを実施しました

2025/11/19

ワークショップ「くすりの秘密と工夫を学ぼう!~カプセル、錠剤、水薬、粉薬で実験してみよう~」
ワークショップ「くすりの秘密と工夫を学ぼう!~カプセル、錠剤、水薬、粉薬で実験してみよう~」
参加者をサポートする学生
参加者をサポートする学生
色が変わる仕組みを説明する学生
色が変わる仕組みを説明する学生
色の変化を楽しむ参加者
色の変化を楽しむ参加者

バンドー神戸青少年科学館が主催する「第7回ポートアイランドサイエンスフェスティバル」が11月1日、2日に開催され、薬学部の福島昭二教授と、同学部の学生で構成されている科学クラブ、また附属中学校・高等学校から理科部が出展しました。

本事業は、2019年から科学を軸に「人」や「情報」が集まり交流することを目的に開催しており、大学・研究機関・企業等が実験やワークショップ、展示等を行っています。今回は2日間で4,246人が会場を訪れ、賑わいました。

福島教授は、薬学部4年次生の学生スタッフ(1日目:久保田満陽さん、児玉玲子さん、上村美鈴さん、高木桃花さん、2日目:久保田満陽さん、安達由華さん、平垣亜唯未さん、大村咲久さん)と共にワークショップ「くすりの秘密と工夫を学ぼう!~カプセル、錠剤、水薬、粉薬で実験してみよう~」を実演し、来場した子どもたちがワークショップに参加しました。

ワークショップは、①内服薬について調べる実験②薬の正しい飲み方・使い方③白色ワセリンと精製ラノリンを使った「すべすべ軟膏づくり」の3部構成で行いました。

実験では人口胃液の中に、市販薬を入れてどのような反応が起きているかなど、普段見ることのできない薬のはたらきを知り、保護者の方も説明に聞き入っていました。

「すべすべ軟膏づくり」では、ワセリンとラノリンを軟膏台に押しつけるように混ぜ、苦戦する参加者もいましたが、出来上がった軟膏に子どもたちも大満足でした。

薬学部の科学クラブからは、鶴巻綾香さん、松嶌心春さん、中山一花さん、福田菜穂美さん(いずれも3年次生)、森原真鈴さん、岩本愛菜さん(いずれも2年次生)、鈴木茂文さん、丸林侑暉さん(いずれも1年次生)の8人が参加し、「水溶液がカラフルチェンジ!~神戸学院サイエンス Lab~」を実施しました。

今回の実験では、バタフライピーという青色のお茶の中に、レモン液や洗剤などさまざまな液体を入れて、アントシアニンが反応して色が変わる実験を行いました。参加した子どもたちから、液体を加えるたびに「きれいな色!」など感動の声があがっていました。

実験を行った学生は「普段学んでいることが役に立ってよかった」「初めての学外の活動だったが、うまく伝えることができたと思う」と参加者との交流から普段の学習の成果を感じたようでした。