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神戸学院大学

薬学部

第2回 Home Infusion 研究LSC共催特別講演会を開催しました

2022/02/09

薬学部・辻本貴江准教授主催の「第2回Home Infusion 研究LSC共催特別講演会」が2月4日、オンラインで開催され、大学教員や医療現場の薬剤師が多数参加しました。

辻本准教授が冒頭、『「自宅で過ごしたい」患者の思いに大学教員ができること』と題してHome infusion研究における在宅輸液療法への取り組み方を紹介。続いて、座長を務めた薬学部の北條恵子助教による進行のもと、日本の栄養療法の第一人者である大阪大学の井上善文教授(国際医工情報センター栄養ディバイス未来医工学共同研究部門)が「在宅静脈栄養法―長期間、安全に実施するためにはー」と題して講演されました。井上教授は「栄養の大切さ、特に口から食事が食べられない患者に、静脈栄養・経腸栄養を駆使した栄養管理を実施する、これこそが近代栄養学である」などと話されました。

総合討論では、薬学部教員、栄養学部教員、薬局薬剤師による積極的なディスカッションが行われ、Home Infusion普及のための問題点とその解決方法が浮き彫りとなりました。また、今後も本学を拠点とした大学教員と薬剤師が連携し、ともに勉強し研究する会を継続していくことが確認されました。

最後に本学副学長の津田裕子教授から閉会の挨拶があり、講演会は今後の大学と医療現場の連携について有意義な話し合いの場となりました。第3回は8月に開催されます。