2023年10月20日に姫路商工会議所で開催された「はりま産学交流会 創造例会」において、薬学部の村上遼 助教が「可視光スイング法によるCO2放出システムの開発」と題して講演を行いました。

本研究室では、大気中CO2を選択的に吸収できるDAC-CO2吸収・放出剤の研究を推進しています。今回は、温度スイング法に代わり、更なる低エネルギ－化が期待できる光スイング法について講演しました。本交流会の会員企業をはじめとした多くの方が来場され、発表後の質疑応答では活発な議論が交わされました。

はりま産学交流会を通じて本学と企業等との連携が活発になり、共同研究等の産学連携に発展することを期待しています。

※はりま産学交流会は、平成７年に姫路産学交流会として発足し、姫路商工会議所内に事務局が設置され、姫路経営者協会・第一部会の活性化策としてスタートしています。
現在は、はりま産学交流会へ改称され、交流地域を姫路から播磨地域全体へと拡大しています。
この交流会では、ものづくり企業を中心に約100社の会員企業が集まり、自主運営により新たな事業創出を行っており、関西圏の6大学、県下の行政機関や支援組織との連携を図り、研究発表会や展示会などさまざまな活動を展開しています。