薬学部が米国アリゾナ大学薬学部の学生を歓迎する行事を８月５日、ポートアイランド第１キャンパスで開きました。

アリゾナ州のツーソンに本部を置き、中西部を代表する州立の有名大学として知られるアリゾナ大学は本学の協定校で、薬学部同士で学術・教育交流を続けています。夏季研修生として来日したのは学年もさまざまな12人です。一行は神戸市内のホテルに滞在して４日から14日まで、本学で薬学部の授業を聴講するなどして日本の薬学事情を学びます。

歓迎会は白川昌一教授の司会で進行し、屋山勝俊学部長が歓迎のあいさつをしました。研修生らの自己紹介があり、春から文通している薬学部の学生たちからそれぞれのペンフレンドに記念品を贈呈しました。アリゾナ大学のマイケル・ケーツ教授からは「神戸学院大学をまた訪れることができて、第二の故郷に帰ってきたような喜びでいっぱいです。滞在中、研修生たちは各地を訪れ、日本の素晴らしい風土にも触れます。何より神戸学院大学の皆さんと交流して互いに末永い友情を育んでもらいたいと希望しています」と、返礼の言葉がありました。

歓迎の薬学部生を代表して坂東大樹さん（２年次生）があいさつし、「皆さん、ようこそ神戸学院大学へ。困ったことがあったら私たち学生に何でも相談してください」と呼びかけました。

この後、日米の薬学生たちはテーブルに分かれて昼食を楽しみながら、互いのペットや趣味を紹介するなどして会話を弾ませていました。寺田侑加助教によるフルート演奏もあり、米国でも人気のスタジオジブリのアニメ―ション作品の主題歌を披露すると、聞き覚えのある音楽に研修生たちも拍手で答えていました。