薬学部が客員教授として招いた米国カリフォルニア州パシフィック大学薬学部のエリック・グレン・ボイス教授の集中講義「海外の薬剤師に学ぶⅢ」が10月７日に開講しました。前半は辻本貴江准教授、後半は久米典昭教授が講義をサポートしています。

１年次生から５年次生まで220人が受講している人気授業です。初日は、米国の薬剤師が行っている患者ケアについて概要を学び、さらに変形性関節症と痛風の病態、薬物治療の中で、薬剤師による患者ケアの具体例を学びました。ボイス教授から患者さんの症例が提示され、米国の薬剤師がどのように薬物治療を担っているのかについての説明が分かりやすく、学生にも好評でした。

講義のテーマと日程は下記の通りです。
1回目、2回目　10月７日・１、２限「Pharmaceutical Care in Patients with Osteoarthritis and Gout」（変形性関節症と痛風における薬学的ケア）
3回目、4回目　10月21日・１、２限「Clinical Pharmacology of Immunotherapies – the Basics」（免疫療法の臨床薬理―基礎編）
5回目、6回目　10月23日・４、５限「Pharmacotherapy of Select Immune Disorders」（免疫異常における薬物療法）
7回目、8回目　10月30日・４、５限「Pharmacotherapeutic Considerations in Select Women’s Health Topics」（女性の健康を考慮した薬物用法）

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