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神戸学院大学

薬学部

薬学部科学クラブが神戸市立西図書館で「第2回子どもサイエンスラボ」を開催しました

2025/08/27

冷却パックをつくる子どもたち
冷却パックをつくる子どもたち
スライムの見本をみせながら、作り方を説明する科学クラブの学生
スライムの見本をみせながら、作り方を説明する科学クラブの学生
オリジナルのスーパーボールを作成
オリジナルのスーパーボールを作成

薬学部の科学クラブの学生ら5人が8月22日神戸市立西図書館にて「第2回子どもサイエンスラボ」を実施し、小学生とその保護者15組24人が参加しました。

神戸市立西図書館とは昨年度より連携事業を開始しており、今回のワークショップでは「手作り冷却パック」「スライム作り」「スーパーボール作り」の3つの実験を行いました。

手作り冷却パック
尿素が水に溶ける際の吸熱反応の現象を利用し、ポリ袋で手のひらサイズの冷却パックを作りました。子どもたちは、だんだんとポリ袋内の水が冷たくなり、尿素が少なくなっていく様子を観察し、その性質を学びました。

スライム作り
着色した水と、せんたくのり、ホウ砂水を混ぜることで、せんたくのりに含まれるPVA(ポリビニルアルコール)がホウ砂と繋がり網目構造ができ、網目の中に水を閉じ込めることにより、ぷるぷるのスライムが出来上がります。

スーパーボール作り
スライム作りと同様にせんたくのりを使用しますが、ホウ砂水の代わりに食塩を混ぜます。すると、せんたくのりの中にあるPVAから食塩が水を奪い、PVAのみが集まりスーパーボールが完成します。子どもたちは、せんたくのりに何を混ぜるかによって、反応に違いが出ることに驚きながらも、実験を楽しみました。

イベントに参加した保護者らは「手順も分かりやすく、持ち帰り用の資料もあり家でも実験してみようと思う」「子どもたちが終始楽しそうにしていた。ぜひ夏休み、冬休み、春休みなどにも子どもサイエンスラボを実施してほしい」といった感想を寄せました。