神戸学院大学

栄養学部

栄養学部の中川輪央助教が「はりま産学交流会 創造例会」において講演を行いました

2025/06/27

講演を聴く参加者
講演を聴く参加者
講演する栄養学部の中川助教
講演する栄養学部の中川助教

「はりま産学交流会 創造例会」が6月20日に姫路商工会議所で開催され、栄養学部の中川輪央助教が、「食塩摂取と排泄に関する研究」と題して、講演を行いました。

講演の中では、中川助教が研究で取り組んでいる「食塩摂取(ナトリウム排泄量)の評価法」について紹介しました。この評価法は、一定の食塩摂取の条件下での尿検査で得られたデータをもとに、ナトリウム排泄量を予測する方法であり、これらの評価法を用いた研究発表と共に、来場者と一緒に身近な食塩について考える機会を得ました。

会場には本交流会の会員企業をはじめとした多くの方が来場し、交流会では、日々の食塩摂取に関する質問もあり、関心の高さがうかがえました。これからもはりま産学交流会を通じて、本学と企業等との連携が活発になり、共同研究等の産学連携に発展することを期待しています。

はりま産学交流会は、平成7年に姫路産学交流会として発足し、姫路商工会議所内に事務局が設置され、姫路経営者協会・第一部会の活性化策としてスタート。現在は、はりま産学交流会へ改称され、交流地域を姫路から播磨地域全体へと拡大しています。この交流会では、ものづくり企業を中心に約100社の会員企業が集まり、自主運営により新たな事業創出を行っており、関西圏の6大学等、県下の行政機関や支援組織との連携を図り、研究発表会や展示会等のさまざまな活動を展開しています。