神戸学院大学

栄養学部

栄養学部の学生・阪神百貨店・まねき食品が連携した「おせち」の商品開発がスタートしました

2025/06/25

プレゼンテーションを行う栄養学部生
プレゼンテーションを行う栄養学部生
試作したおせちの試食会
試作したおせちの試食会

栄養学部の学生6人が、株式会社阪急阪神百貨店、まねき食品株式会社と連携し、オリジナルの「おせち」を共同開発する企画がスタートしました。2017年から毎年実施しており、今年で9回目の実施となる本企画は、日本の伝統的な食文化を次世代に受け継ぐとともに、家族だんらんの大切さを伝えることを目的に掲げ、学生が栄養学の専門知識を生かし、食のプロフェッショナルである企業と共に商品開発をすることで、企画力や商品開発の知識を身につけることを目的としています。

企画のキックオフとして学生たちが考案した今年度のおせちのコンセプトと使用食材について、5月14日に企業の担当者に向けたプレゼンテーションを行いました。学生たちは、栄養学部の荒牧礼子教授指導のもと、世代を問わず喜ばれる内容や見た目の楽しさなどを工夫したアイデアを発表しました。

6月7日、6月17日には学生のアイデアをもとに、企業側が試作したおせちの試食会を実施しました。学生たちは、完成イメージに近い料理を試食し、味付けや見た目、お重や水引のデザインなど、商品化に向けて率直な意見を述べました。企業の担当者は専門的な視点からのフィードバックや、商品化における留意点などを示し、学生たちは活発な意見交換を通じて多くの学びを得ました。

今後も意見交換を行い、おせちの開発を進めます。学生のアイデアが詰まったおせちは、9月頃から阪神百貨店の売り場などで予約販売が開始される予定です。今年度はどのような内容となるかご期待ください。