神戸学院大学

栄養学部

栄養学部と阪神百貨店、まねき食品がコラボして商品開発したおせちが完成し、お披露目会を開催しました

2025/09/17

おせち開発に関わった栄養学部の学生たち
おせち開発に関わった栄養学部の学生たち
記念撮影する参加者ら
記念撮影する参加者ら
あいさつする備酒学長
あいさつする備酒学長
おせちの紹介をする学生
おせちの紹介をする学生
お重の紹介をする学生
お重の紹介をする学生
完成したおせち
完成したおせち
試食する参加者ら
試食する参加者ら

栄養学部3年次生6人が企業とコラボして商品開発した3段重ねのおせち「輝彩新宴(きさいしんえん)」が完成し、9月2日、ポートアイランド第1キャンパスでお披露目会を開催しました。

株式会社阪急阪神百貨店、まねき食品株式会社と連携して2017年から毎年実施しており、今年で9回目の取り組みです。若い世代のおせち離れが言われる時代に、若者や子どもが食べたくなるおせちを作りたいという願いから学生のアイデアを取り入れたおせちを開発しています。おせちの名称の「輝彩新宴」には「伝統が輝き、彩りが映え、未来を祝う新しい宴」という意味を込めました。新年を迎えて愛情のこもったおせちを囲み、家族団らんを楽しんでもらいたいという学生の思いが詰まっています。

お披露目会は荒牧礼子教授の指導で開発にあたった学生の折井舞雪さんが司会進行しました。まず備酒伸彦学長があいさつで共同開発の経緯を説明し、「日本の伝統的な食文化を次世代に引き継ぐことや、家族だんらんの大切さを伝えることを目的として、毎年学生からさまざまなアイデアをご提案しています。学生たちは伝統的なおせちの基礎に向き合いながら、現代の嗜好や価値観に沿った提案を行い、さらにはこれからの食の在り方についても検討しレシピを開発しました。見た目の華やかさや食材の組み合わせ、味のバランスなど、随所に創意工夫が光る内容になっています」と述べました。さらに、阪神百貨店、まねき食品からのあいさつが続きました。

おせちの紹介は、折井さんに加え、泉野由依さん、成田七海さん、坂本優佳さん、藤野稚雪さん、間嶋摩優さんが行いました。

壱(一)の重は「懐かしくてほっとする“和”のおせち」で、「伝統」をテーマにブリの照り焼きや焼き海老、黒豆の金箔添えなどを詰めました。弐(二)の重は「家族で楽しめる親しみや遊び心のあるおせち」。「現在」をテーマにローストビーフ(自家製ソース付き)、里芋あられ揚げなど洋食や創作料理を取り入れました。当たり付きのマシュマロが入っているのも遊び心です。参(三)の重は「世界とつながる、見た目も新しいおせち」です。「未来」をテーマに焼き海老のハーブソース仕立て、カレー風味味噌焼きチキン、チーズ伊達巻など新鮮で国際色豊かな料理を盛り付けました。

重箱のふたには「伝統~現在~未来」という時間の連続性に見立てた水の流れに沿い、長寿と繁栄の象徴の鶴が舞い上がる姿をデザインしました。

最後に南久則学部長があいさつし、「本学は来年創立60周年を迎えます。栄養学部も60周年です。おせちも、長い歴史が未来に続きますようにとの願いに合致するテーマを選ばせていただきました」と述べました。

おせちは2万4801円(税込み)で阪神百貨店限定販売。販売予定数は280点です。阪神梅田本店での注文は9月30日から(インターネットでの注文は9月21日から)、あまがさき阪神、阪神・にしのみや各店での注文は10月1日、阪神・御影は11月12日から順次受け付けます。阪神百貨店のオンライン注文はこちら

お披露目会のニュースがJ:COMチャンネル(地デジ11チャンネル)の「ジモトトピックス(#ジモトピ)」で9月20日(土)から1週間放送されます。
【9月20日(土)~21日(日)】11時、17時、20時半
【9月22日(月)~26日(金)】7時、11時、20時半
兵庫県内の視聴エリアは神戸市、芦屋市、三木市、宝塚市、川西市、猪名川町、三田市です。
ただし、急きょ内容が変更になる場合があります。