神戸学院大学

栄養学部

栄養学部の学生が六甲バター株式会社と連携して考案した「マラソンレシピ」のお披露目会を開催しました

2025/10/06

「マラソンレシピ」を考案した栄養学部の学生たち
「マラソンレシピ」を考案した栄養学部の学生たち
あいさつする備酒学長
あいさつする備酒学長
塚本社長からレシピ考案の表彰を受ける学生
塚本社長からレシピ考案の表彰を受ける学生
自身が考えたレシピの発表をする学生
自身が考えたレシピの発表をする学生
試食会で質問に答える学生
試食会で質問に答える学生
関係者との記念写真
関係者との記念写真

栄養学部3年次生が六甲バター株式会社(以下、六甲バター)と連携して「マラソンレシピブック」を考案し、9月12日に有瀬キャンパスでお披露目会を開催しました。

この企画は、神戸マラソンに参加するマラソンランナーを食と栄養の面からサポートするため、2011年第1回大会から神戸マラソンを応援している本学と、QBBブランドで知られる地元企業の六甲バターが連携し、QBBブランドのチーズを使ったレシピを共同開発しています。

11回目となる今回は、鉄分を強化した「チーズDE鉄分ベビーチーズ」をはじめとするQBBベビーチーズシリーズや、植物由来の原材料のみで作られた「Pシュレッド」など独自性の高いQBBブランドのチーズを使い、栄養学部の南久則学部長、内富蘭助教の指導で、学生がさまざまなレシピを考案しました。

お披露目会では備酒伸彦学長が開会のあいさつとして「六甲バターと連携した取り組みは栄養学部の学生にとって実践的な学びとして貴重な経験となっています」と述べました。

続いて、本学の卒業生でもある六甲バターの塚本浩康代表取締役社長兼CEOがあいさつし、「学生のアイデアから六甲バターの新たな商品づくりへの知見を得ることができています。この連携を通してより活気のある神戸マラソンになることを期待します」と述べました。表彰式では塚本社長が最終審査で選ばれた8人への表彰状と副賞を授与しました。

学生の指導にあたった内富助教は「神戸空港の国際線拡大や大阪・関西万博の開催にちなみ、世界各国の料理をイメージした『チーズマラソンレシピ博覧会』をテーマに、150点以上の応募の中から優秀レシピとして8点を選考しました」と今年の審査経過を語りました。その後、優秀レシピに選ばれた8人の学生が工夫したポイントや、栄養面での効果などを発表し、試食会では参加者と交流しながら感想を聞きました。

試食会終了後は神戸マラソン事務局の新谷庄造事務局次長より、11月16日に開催される「神戸マラソン2025」を盛り上げる企画の実施に感謝の言葉がありました。最後に南学部長が閉会のあいさつを行い、お披露目会は終了しました。

優秀レシピに選ばれた入江南那さんは、「自分が考案して作ったレシピを実際に目の前で食べていただくというのは、なかなか経験できないことで緊張しました。でも、『美味しかった』などと直接感想を伺うことができ、とても貴重な経験になりました」と話しました。

8点の優秀レシピは「マラソンレシピブック」として神戸マラソン参加者に配布するほか、後日六甲バターのホームページなどに掲載されます。

採用されたレシピと考案した学生は次の通りです。
▽エネルギー補給!チーズ入りBCロール(入江南那さん)
▽カルシウム補給ばっちり!ハワイ風ランチョンミートおにぎり(大森芽依さん)
▽ボリュームたっぷり!サバ缶とチーズのバインミー(和田杏優さん)
▽ブルーベリーたっぷりチーズもち(坂本優佳さん)
▽とろける植物性シュレッドのシュクメルリ!(石原綺真さん)
▽疲労回復に!植物性チーズ※たっぷりシェパーズパイ(小林明日香さん)
▽ごろっとチーズのガパオライス(成田七海さん)
▽ゆず胡椒かおる!照り焼きチキンチーズブリトー(間嶋摩優さん)
※「チーズ代替植物性食品」を通称である「植物性チーズ」と表記