神戸学院大学

法学部

刑法討論会2022(第24回)決勝大会を開催しました

2023/01/12

立論の様子
立論の様子
討論会の様子
討論会の様子
優勝チーム表彰
優勝チーム表彰

法学部では、佐藤雅美ゼミ主催の「刑法討論会2022(第24回)決勝大会」を12月17日、ポートアイランド第1キャンパスで開催しました。

会場にはゼミ生のほか、ゼミOB・OG、ゼミ内定者(1年次生)、ゼミ生の保護者の方々、「刑法概論(佐藤クラス)」の傍聴希望者など、約120人が参加しました。

毎年12月に開催される刑法討論会決勝大会は、1999年から佐藤雅美ゼミ(刑法ゼミ)の主要教育プログラムとして3学年合同で実施されており、社会のさまざまな分野で活躍するOB・OGも参加し、世代を超えた交流の機会にもなってきました。また、地域の方々が傍聴される年もありました。

「刑法討論会2022決勝大会」は3年ぶりにゼミ生以外の傍聴を可能とする大会になり、活気のある雰囲気に包まれました。このプログラムでは、学年別予選会を勝ち抜いた2年次生・3年次生のそれぞれ2チームに4年次生の選抜チームの合計5チームが、一つの複雑な犯罪事例の法的解決をめぐって「立論」と「討論(質疑応答)」で争いました。審査員としては、本学法学部やゼミOBの弁護士、ゼミOBの法科大学院生が協力しました。また、傍聴者も「私が選んだベストチーム」に投票し、審査結果に反映されました。

今回の大会では、3年次生予選1位のチームが優勝、準優勝には4年次生選抜チームが入り、それぞれ表彰を受けました。また、個人として活躍した学生を表彰する「審査員特別賞」には、質疑応答で活躍した2人の女子学生が、優勝チームと、3位に入った2年次生のチームから選ばれました。

3学年合同の運営チームを率いた実行委員長の高橋朗大さんと実行副委員長の甲良憲裕さんは「どのような大会になるか不安はあったが、本気で取り組んだことが成功に繫がり、ホッとした」「大学生活の最後にいい経験をさせてもらった」と語りました。また、司会進行を務めた岡田慎太郎さんは「不安もあったが打ち合わせを重ねてみんなの協力によって巧く進行できた」と充実感を口にしました。

次回の「刑法討論会2023」は、第25回の記念大会になるので、多くの方々の傍聴によってさらに盛大な大会になることが期待されます。