法学部の学生が第15回英語スピーチ大会(@韓国・朝鮮大学)に参加しました
2025/05/20
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第15回目を迎える英語スピーチ大会が5月17日、韓国・光州広域市にある朝鮮大学(Chosun University)で開催され、本学法学部に加え、学術協定先である朝鮮大学、中国・浙江工商大学、中国・浙江工業大学の計4大学の学生と教員が参加しました。
本学法学部からは、2年次生の赤瀬このはさん、岡本実紗さん、尾上真菜美さんの3人が参加し、春日勉学部長、岩田将幸教授、山越裕太准教授が指導を兼ねて引率しました。3人の法学部生はいずれも、法学部の科目「International Affairs B」を受講し、テーマ設定から日本語でのレジュメ作成、英語原稿の作成、パワーポイントを用いたプレゼンテーションの実践練習という一連の過程で努力を積み重ね、英語スピーチ大会にのぞみました。
赤瀬さんは「ストロ-の素材と環境問題―利便性か環境配慮か-」、岡本さんは「外国人介護労働者の問題-共生社会の構築に向けて-」、尾上さんは「スマホ依存-若者の心身への影響-」をテーマにそれぞれ英語で発表しました。
韓国および中国の学生らの発表も、今日われわれが暮らす社会を反映した多岐にわたるテーマに基づいていました。日韓中の現行法制の国際比較を行いつつ、AIにおけるデータのアルゴリズム、サイバー・セキュリティ、著作権、バリアフリーを扱ったテーマのほかにも、ユニークな角度から女性の権利のあり方を模索したテーマや現在の社会における法律の役割を改めて問う哲学的考察をテーマとした発表もありました。中韓の学生らの英語力やプレゼン力はおしなべて卓越しており、本学の参加学生らにとって大きな知的刺激を受ける機会となりました。
英語スピーチ大会の前後の日程においては、レセプション・パーティ、打ち上げ、市内観光などのイベントが設けられており、日韓中から参加した学生・教員一同が、活発な交流をはかり、国際的な学術交流および交友を深める貴重な機会となりました。また、開催校である朝鮮大学ではこの時期「Rose Festival」 を開催しており、色とりどりのバラが美しく広大なキャンパスを彩っていました。