人文学部
人文学部がワークショップで「なにを学ぶ?」と問いかけました
2023/04/06
人文学部がワークショップ「人文学部でなにを学ぶ?」を3月29日に有瀬キャンパスで実施しました。
学部1年次から大学院までの学生・院生、卒業生、教職員約20人が参加しました。「人文学部はいろいろ学べる一方で、何を学んだのか結局よくわからない」という意見に対し、その「いろいろ」が何なのかを可視化する取り組みでした。
出た意見の一部を紹介します。
- ★人文のよいところ、ちょっと…なところ
- 授業でおもしろいことを学んで、自分なりに考える。その考えを他の人と共有する場があるともっといい。
- 目標が定まっていない自分にはちょうどいい。ちょっと消極的かも。
- 色んな事を学べる一方で、それを突き詰めたい時、どうしようかな、となる。
- 心の豊かさを身につけられる。隣の人が何学んでいるか、もっと知りたい。
- 人としてどう豊かに生きるかを考えられる。
- ★人文で学んだことのなかで特におもしろかったこと
- 複数の分野の授業で学んだ考えが、全然別のところでつながっていく体験をした。例えば人類学と哲学とか。
- フィールドワークで自分の知らない世界に入って学ぶのがおもしろかった。
- 人文には壁がない。もともと知らなくて当然、新しく知っていく楽しさがある。
- 先生たちが楽しそうで、授業の仕方もみんなちがって、色んな人の可能性があるのかな、と思う。
- 他人や社会との向き合い方が変わった。「自分とは関係ないし」、と思っていた過去の自分が幼かったと思える。
ワークショップを担当した教員らは「人文で学ぶことの意味について、最後にそれぞれが言葉にして、コラージュを作りました。コラージュについては写真を見てください」と話しています。