地域研究センター研究員の矢嶋巌・人文学部教授が明石しごせんロマン塾で講演しました
2026/08/25
地域研究センター研究員の矢嶋巌・人文学部教授が8月18日、明石市の大蔵コミュニティ・センターで開催された第67回明石しごせんロマン塾で、「町家『明石ハウス』から見える、大蔵地区のいまとこれから―神戸学院大学人文学部地域研究センターの14年間の取り組み―」と題して講演しました。
講演は、地域研究センターが借りている、明治30年代に建築されたとされる町家建築、明石ハウス(明石市大蔵八幡町)における活動について紹介するという内容でした。まず、民家やその一分類としての町家や保存活動の歴史について解説し、明石ハウスが位置する大蔵地区の自然環境、歴史、地域社会について紹介しました。
そのうえで、地域研究センターにおける大蔵地区での取り組みが、2002~09年度に文部科学省学術フロンティア推進事業の一環として行ってきた稲爪神社などの祭礼研究や町並みの映像記録といった活動に端を発し、その後2011~13年度に行われた私立大学戦略的研究基盤形成支援事業において、町家を借り受けたことにつながったと説明しました。
最後に、明石ハウスにおける取り組みが14年間にわたって続いている要因として、明石市のさまざまな場における人文学の発信へと広がってきていることをデータで示し、幅広い参加者が集まるようになっていることを挙げ、それにより地域研究センターの活動が促進されていると指摘しました。また、地区住民の理解のもとで稲爪神社を中心にすえた写真を活(い)かした取り組みが継続してなされていると述べました。
講演には、明石ハウスにおける市民向けの活動参加者の出席もあり、協働しての取り組みの成果として報告書が刊行されたことを懐かしむ様子も見られました。
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なお、9月16日には「明石しごせんロマン塾」第68講として、人文学部の中村健史准教授、小野明日香非常勤講師が「大蔵谷の歴史と稲爪神社」と題して講演します。詳しくはこちらのページをご覧ください。

