人文学部
人文学部の新居田久美子講師の授業で「中小企業魅力発信フォーラム」を開催しました
2025/07/30
人文学部のキャリア形成講義の一環として、7月11日、「中小企業魅力発信フォーラム2025」を有瀬キャンパスで開催し、3年次生41人が参加し、中小企業の魅力や強みを学ぶ貴重な機会となりました。
本フォーラムは、中小企業基本法の公布・施行日である7月20日「中小企業の日」に合わせて企画され、兵庫県中小企業家同友会から12社の経営者の方々と兵庫県企画部 SDGs推進課の職員の方を講師に迎えました。
冒頭では、フナビキ工務店の舟引大資代表取締役が、「日本企業の99%以上が中小企業である」という現状に触れ、「日本の経済を支えている中小企業をもっと知ってほしい」とのメッセージを学生たちに届けました。
■株式会社NSKKの玉田代表による特別講演
本学の卒業生である株式会社NSKKの玉田宗彦代表取締役社長は、新卒入社から社長就任に至るまでの激しい市場環境でのキャリアの歩みと、経営者として大切にしている価値観を語りました。大企業との比較を通して、中小企業の魅力を学生たちに伝えながら、これから就職活動を始める学生への実践的なアドバイスを送りました。
- ■学生と経営者によるグループディスカッション
- 自分が住みたい町で働き続けられる点に魅力を感じた 。
- “社長”という言葉から受ける印象よりも、今日お話された企業家の方々には親近感が湧いた。
- 就職にかかわる不安を親身に聴いてくださった。 リアルな交流を通じて中小企業へのイメージが変化していく様子が印象的でした。
講演後には、学生と経営者がチームを組み、「中小企業の魅力」について意見交換を実施。
【学生の声】
- ■ディスカッションの成果発表とまとめ
- 大手企業だけでなく、さまざまな企業について丁寧に調べる必要性に気づいた
- 自由度の高い環境だからこそ、中小企業では濃い人生が送れるかもしれない 考えを共有し、学生一人ひとりが社会人としての視野を広げる機会となりました。
【学生によるグループ発表】
最後に、兵庫県中小企業家同友会の入江真理副代表理事(株式会社鍵庄・代表取締役社長)が、「一度きりの人生の中で、就職という選択を通じ、自分の目標に近づく環境を選ぶことが大切です。ぜひ皆さんには、自分らしい人生を築いてほしい」との温かなエールを送りました。
感謝の拍手とともにフォーラムは終了し、学生たちは中小企業への理解を深め、これからの人生について考えるかけがえのない時間を過ごすことができました。