人文学部の3年次矢嶋ゼミ生が、たつの市御津町の観光推進について考えるフィールドワークを行いました
2026/06/05
本学は、西兵庫信用金庫、公益財団法人しそう森林王国観光協会、たつの市観光協会と連携して地域活性化のための「神戸学院大学×西兵庫信用金庫 地域活性化プロジェクト」に取り組んでいます。人文学部3年次の専攻演習Ⅰ矢嶋ゼミは、経済学部・関谷ゼミ、栄養学部・伊藤ゼミとともに本プロジェクトに参画し、地域研究センターにおける研究の一環として位置付けて取り組んでいます。
2026年度の矢嶋ゼミでは、瀬戸内海国立公園に位置する、たつの市御津町の新舞子を中心とした地域の観光推進に取り組むこととし、5月17日に、矢嶋ゼミに所属する3年次生16人が、瀬戸内海国立公園に含まれる新舞子浜などを見学し、道の駅みつやたつの市観光協会御津支部長などの関係者に聞き取りを行うフィールドワークを実施しました。
JR山陽本線竜野駅に集合し、たつの市役所から道の駅みつへ向かいました。途中では、同市揖保川町の農地を浸水被害から守るために第2次世界大戦中から建設が開始された瀬戸川放水路と瀬戸川隧道について、矢嶋教授から説明を受けました。道の駅みつでは、施設の直下にある瀬戸川隧道の放水出口についての説明を聞いて店内を見学し、指定管理を受けている株式会社清交倶楽部の担当駅長補佐から、道の駅みつの特徴や、工夫、企業としての業務などについて話を伺いました。また、駆けつけた西兵庫信用金庫の事業支援部長からも、プロジェクトの意義について説明がありました。
この後、たつの市の世界の梅公園の入口に移動し、同園の概要について観光振興課の担当者から説明を受け、麦秋へと向かいつつある御津図書館付近の小麦畑の横で、矢嶋教授が米と小麦の二毛作や大手醤油メーカーの看板が立てられている意味について説明しました。
海水浴場である新舞子浜では、潮干狩り客で賑わう干潟の様子を確認しながら、班に分かれて、宿泊施設や駐車場が並ぶ海岸沿いがどのように変化したのか、入手できた最も古い1979年の住宅地図と2000年の平成不況期の住宅地図を用いて確認したほか、福ヶ浜ではSUPの講習会やバーベキューを楽しむ人たちを観察しました。その後には、新舞子の背後に位置する基山に築かれた輿塚古墳や、地域の氏神である富嶋神社を見学しました。
午後には、たつの市御津町中心部の御津総合支所(旧御津町役場)付近における旧国道沿いの街並みがどのように変化したのか、1979年と2000年の住宅地図を用いて確認し、同施設で開催された、たつの市観光協会御津支部の総会終了時に、ゼミ生全員が壇上から参加者に8月末に実施予定の合宿調査での協力を要請しました。
JA兵庫西野菜センターに移動し、大規模野菜生産地の成山新田で農業を営む御津園芸組合の木田雅也組合長らに、減農薬野菜の生産について話を伺い、成山新田へ移動し、ニンジンの収穫を見学しました。再び新舞子を訪れ、たつの市観光協会御津支部の岩村研也支部長に、新舞子の観光の現状と課題について話を伺ったのち、新舞子浜の入口付近に立つ綾部山梅林の梅選果場と新舞子浜の観光オブジェの前で、矢嶋教授とたつの市役所観光振興課の担当者がこの日の活動を総括しました。
ゼミでは、班ごとにフィールドワークの結果をまとめて発表することになっており、今後の研究の展開へとつなげていく予定です。
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