人文学部の矢嶋ゼミ生が有瀬キャンパス周辺地域の変遷を知るフィールドワークを行いました
2026/01/08
人文学部2年次後期の矢嶋巌教授ゼミ(実践演習Ⅱ)は、昨年12月2日、都市郊外地域の変遷を理解するために有瀬キャンパスから大蔵谷インターチェンジ付近にかけてのフィールドワークを実施しました。有瀬キャンパスは、17世紀後半に成立したと考えられている旧漆山新田村(1877年頃に生田村と合併して有瀨村が成立)に位置しています。
有瀨キャンパス北門の近くに見られる蔵やJA兵庫六甲の不動産部門が掲出している不動産管理の看板、神戸西消防団漆山分団の倉庫と火の見櫓の外観を確認した後、漆山公民館と厳島神社を通り、漆山地区の墓地を見学し、それぞれの場所に見られる村の名残について班ごとに検討しました。続いて、1970年代から2010年までの10年ごとの住宅地図を見ながら、大蔵谷インターチェンジまでの県道沿いに立地する家電量販店や衣料品販売チェーン店、ファミリーレストランなどが、いつどのように建設され、開業して現在に至っているのか、班ごとに確認しました。
最後に、日向前バス停の近くに位置する17世紀後半の明石藩主である松平日向守信之を祀(まつ)る記念碑「日向さん」の前で、地元の方から、日向さんの説明看板を設置した理由や命日に行われている祭礼、大蔵谷インターチェンジの開設と神戸学院大学の開学以降における有瀬漆山地区の変化について、説明を受けました。
以上の活動を通して、有瀬キャンパスが位置する漆山地区で目にすることができる江戸時代の村の名残や、高度経済成長期から現在にかけての地区の変化について理解するとともに、都市郊外である漆山地区の発展が旧市街地である明石市中心部の商業にもたらした影響について学びました。
その後の演習では、班に分かれてフィールドワークの成果を発表する準備作業を進め、1月6日のゼミでは、決められたポイントについて研究した成果を班ごとにパワーポイントを使用して発表しました。
発表した学生からは「人口・インフラ・商業施設が街の発展に関わっていることを感じた」「消防士と消防団員の違いを知らなかったので勉強になった」「ロードサイド型店舗が自動車での来店を前提に設計されていることがわかった」「自分の住んでいる地域にも共通点がないか調べたくなった」などの感想がありました。
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