人文学部の矢嶋教授が「まいあかし学会」であふれる明石愛を披露しました
2025/11/14
明石市のアスピアあかし8階にある複合型交流拠点「ウィズあかし」で11月8日に開催された「第1回まいあかし学会」に人文学部の矢嶋巌教授が参加し、「いつものあの川の源流には歴史ロマンが詰まってた」と題して「まいあかしネタ」を披露しました。
「まいあかし学会」は、「わたしだけのあかしの好きを楽しむ風土を広げるプロジェクト」として初めて開催された市民参加型のイベントで、「あなたがまあまあ全力で楽しんでいる・探求している・愛してやまない”あかしネタ”を発表する研究おひろめ会!」です。ウィズあかしで開催されてきた明石楽歴史講座から発展した取り組みで、明石楽実行委員として「あかし」を精力的に楽しむ矢嶋教授も、19組の発表者の1人として名乗りを上げました。
第1部の「いろんな視点からあかしを探る!まいあかし分科会」は、広い会場8階フリースペースにそれぞれプロジェクターとパネルが設置された七つのブースとメイン会場を使って行われ、三つの時間帯(セッションタイム)ごとに7~8人の発表者が各ブースで同時に「まいあかしネタ」を発表するという、本格的な学会大会スタイルで実施されました。
矢嶋教授はブースBの第1発表者として登壇しました。今年6月1日に本学地域研究センターと明石市の朝霧校区まちづくり協議会が合同開催した見学会&ワークショップ「朝霧川源流を訪ねてー朝霧川源流域の自然・歴史・暮らしを探求―」で各教員が行った解説の一部を抜粋して発表しました。
明石市東部を流れる朝霧川の上流域である本学有瀬キャンパス周辺の漆山地区の自然環境や人びとの暮らし、歴史や民俗、本学の第1グラウンドや図書館新館下の新池が果たしている遊水地機能、森茂樹初代学長が自らと母わさが生まれた淡路島を望む漆山の地に神戸学院大学を設置したことなどを、「いつものあの川」である朝霧川の「源流に詰まっていた歴史ロマン」として紹介し、ブースに集まったオーディエンスから盛んな拍手を受けていました。
第2部は、“まちトーク・タイム”で、発表者や参加者が、あかしネタや明石の楽しみ方について自由に語り合いました。
矢嶋教授は、「発表を聞いた朝霧川沿いの住民から初めて水害の歴史を知ったと言われたり、参加していた神戸学院大学の卒業生の方に声をかけてもらって交流ができたりと、思わぬ収穫があった」と話していました。
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