人文学部
人文学部の大西教授の授業で明石市立松が丘小学校を訪問し、学校教育について学びを深めています
2025/06/03
人文学部の大西慎也教授が今年度前期で担当している「人間形成実践Ⅰ」の講義で、受講生21人(2~4年次生)が明石市立松が丘小学校を訪問し、学校教育について学びを深めています。
年度初めから計12回、同小学校を訪問する計画で、5月30日に中間点となる6回目の訪問を終えました。
学生たちは授業でのプリントの回答添削に関わり、体育では元気いっぱいの児童と一緒にリレーを走るなど、学校現場での実践的な学びを経験させていただいています。
2年生の生活科で実施されている学校探検では、教員の皆さんに代わって校内のチェックポイントに立ち、児童にアドバイスするなど指導の体験もさせていただきました。教員志望などの受講生たちは、体験を通じて児童の個性を伸ばすことが何よりも重要で、教員の責務だと実感しました。
学生たちは教員の皆さんや児童から新たな気づきを得る日々です。ある学生は「すべての教員の方に共通しているのは、明確に、ハキハキと指示をしていることです。誰にでも分かるように、簡潔に指示を行っている姿を見て、私にはまだそのような力はないと感じました。同じ力を身に付けられるように、今のうちから取り組んでいきます」と話していました。
大西教授は「残り6回の訪問を通して、学校教育に対する学びをより一層深めていきたいと考えています。そして、松が丘小学校の教育活動に少しでも貢献できるよう努めます。人文学部では、このような地域との交流を通して、学生の学びを深めながら、地域貢献につなげていくことを目標に取り組んでいきます。学生を受け入れてくださっている松が丘小学校の皆さんに感謝しております」と話しています。