神戸学院大学

人文学部

人文学部の森栗茂一教授による体験型公開講座「兵庫津の歴史を歩いてみよう」を開催しました

2024/03/29

小中学生に説明する森栗教授
小中学生に説明する森栗教授
講義を行う森栗教授
講義を行う森栗教授
まち歩きをサポートした人文学部生
まち歩きをサポートした人文学部生

3月23日、人文学部の森栗茂一教授による体験型公開講座「兵庫津の歴史を歩いてみよう」を開催しました。

本講座は小学校5年生以上の方を対象とした事前申込制となっており、多数ご応募いただいた中から8組10人の方が参加しました。また人文学部から3人の学生が参加し、街歩きのサポートをしました。

街歩きでは、第二次世界大戦や阪神・淡路大震災の傷跡が残る「大輪田橋」、一遍上人が遊行を終えた「真光寺」、兵庫大仏が鎮座する「能福寺」、近代の兵庫商人が社交場として集った「岡方倶楽部」などを巡りました。神戸港が平清盛に起源をもつことは広く知られていますが、兵庫津の中世、近世の繁栄について触れられる機会は多くありません。

今回の講座では神戸市営地下鉄「中央市場前駅」周辺を、約2.3㎞のルートに沿って歩き、現地の様子を観察しながら森栗教授が兵庫津の歴史を伝えました。道中では参加者からの質問から話題が広がる場面や、参加者同士が歩きながら意見交換する姿も見られ、街歩きならではの講座となりました。

参加者からは「学校などではなかなか学べないこともたくさん知れた」、「またこのような歴史を勉強する機会があれば参加したい」などの感想が寄せられました。