神戸学院大学

人文学部

人文学部の中山文教授が担当する授業の学生が演劇「アタシノアカシ」シリーズを上演しました

2022/08/03

「魚の棚のポンコツ弁天様」でのシーン
「魚の棚のポンコツ弁天様」でのシーン
「ひまわりが見つめる先は」でのシーン
「ひまわりが見つめる先は」でのシーン
「赤石物語~その後~」でのシーン
「赤石物語~その後~」でのシーン
出演した「実践演習Ⅰ」の中山ゼミ生ら
出演した「実践演習Ⅰ」の中山ゼミ生ら

人文学部の中山文教授が担当する「実践演習Ⅰ」(2年次生ゼミ)と講義「作品創作」受講生による演劇「アタシノアカシ」シリーズが7月22日、有瀬キャンパス15号館オーバルホールで上演されました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者を本学関係者などに制限しました。中山ゼミでは、毎年3年次生が明石をテーマに台本を書いて上演する「アタシノアカシ」シリーズを企画上演しています。今回は「実践演習Ⅰ」の受講者と「作品創作」を受講する人文学部3・4年次生による合同発表となりました。
 
第1部の「実践演習Ⅰ」クラス発表会では、「魚の棚のポンコツ弁天様」、「ひまわりが見つめる先は」、「赤石物語〜その後〜」の3本が上演されました。また、第2部では、「めぐり逢ひ」、「転換記」、「海で洗う」の3本が上演されました。以下は中山教授によるミニ作品紹介です。
 
「魚の棚のポンコツ弁天様」は魚の棚の商売人に頼られた見習い弁天様が大活躍します。明石名物玉子焼きのレシピも弁天様からの贈り物?

「ひまわりが見つめる先は」は明石海峡大橋海上ウォークに参加した恋人たちの物語。2人で見つめる流れ星、あれは夢だったの?

「赤石物語〜その後〜」は明石という地名の由来をひとひねり。鹿に乗って小豆島の美人に会いに行こうとした男と鍋をつつくずぶぬれの鹿。思いがけない訪問者が現れて……。

「めぐり逢ひ」は、迷子の犬を探す少年が、現代の明石から平安時代へタイムスリップ。なぜかあちらの世界ではお坊さんになって明石の君に一目ぼれ。さて戻って来られるのか。

「転換記」では明石市が制度化したパートナーシップ・ファミリーシップがテーマ。同性愛の恋人たちに明るい未来を開いてくれる街、明石。

「海で洗う」は、神姫バスと山陽電車を乗り継ぎ自宅に帰る神戸学院大学生が主人公。乗客たちのなにげない会話から伝わるそれぞれの日常。明日もいい日になりますように。

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