神戸学院大学

経営学部

経営学部辻教授とゼミ生が御影クラッセで「フェアトレードの仕組みをゲームで学ぼう!」を行いました

2025/07/16

参加した辻ゼミ生
参加した辻ゼミ生
ゲーム教材「ショコラトレード」を紹介するゼミ生
ゲーム教材「ショコラトレード」を紹介するゼミ生
フェアトレードを学ぶ参加者
フェアトレードを学ぶ参加者
フェアトレードを学ぶ参加者
フェアトレードを学ぶ参加者
会場の案内とフェアトレード教材
会場の案内とフェアトレード教材

経営学部の辻幸恵教授とゼミ生21人が、7月12日に御影クラッセで開催された「夏の自由研究チャレンジ」に出展し、ゼミで開発した教材「ショコラトレード」を用いたワークショップ「フェアトレードの仕組みをゲームで学ぼう!」を実施。保護者を含めて100人以上が体験しました。

「フェアトレード」とは、公平・公正な商取引・貿易によって開発途上国の生産者や労働者を支援する仕組みです。辻ゼミでは、2024年度に文部科学省「消費者教育実践モデル構築事業」の採択を受け、みなと銀行、株式会社omochiとコラボし、フェアトレードを学べるゲーム教材「ショコラトレード」を開発しました。

このゲームでは、参加者が開発途上国のチョコレート生産者になってチョコレートを販売し、よりたくさんのお金を集めた方を勝利とします。ただ、売買が成立するのは、一番安く価格を設定した生産者のみとなるため、他の生産者との駆け引きや価格設定等が重要になります。

同じ時間、同じ労力をかけて作ったチョコレートが、取引の中で労働に対する正当な対価(報酬)を得ることができない現状をゲームを通して学び、生産者に対して適正な対価(報酬)が重要であることを知ってもらうことを目的としています。

今回のイベントリーダーを務めた川﨑紀幸さん(3年次生)は、「参加者がゲームを楽しみながらどのようにフェアトレードを学べるかを考え、実施することができました。今回の経験を生かして、より多くの人にフェアトレードの大切さを伝えていきたいです。また、視点を変え、今回使用した『ショコラトレード』に加えて、新たなフェアトレードに関するゲームの作成にも取り組みたいと考えています」と今後の意気込みを語りました。