経営学部の辻幸恵教授の３年次ゼミ生が11月25日、卒業生の濵田康佑さんが取締役COOを務める「Poai.株式会社」と共同で神戸市中央区三宮町、神戸マルイの神戸三宮センター街側出入口にポップアップストアを出店しました。

ゼミ生らが販売したのは、竜巻被害のあった静岡県牧之原市にある株式会社「ヤマウメ」が販売しているお茶（ほうじ茶、深蒸し茶）のパックや干し芋、お茶のフィナンシェ、お茶を練りこんだ割れチョコレート。被災地の生産者らのための「応援消費」を呼びかけました。

店のレイアウトも買い物客に立ち止まってもらえるように工夫しました。大きな声で道行く人たちを呼び込んでいた生駒凉牙さんは「注意を向けることはできますが、買っていただくのは一苦労です」。レジを担当していた大垣珂琳さんは「ほうじ茶を試飲してもらうと、香りがいいねとほめてもらいました。試飲してもらう時、お菓子の話題を持ちかけて会話するようにしています」と教室を離れた現場経験を楽しんでいました。

「Poai.株式会社」でインターンシップ生としてイベント開催などを手伝っている池田晃太郎さんは「チラシにQRコードを載せてネット注文できるようにしました。少しでも生産者を応援できれば」と話していました。

「Poai.株式会社」の最高財務責任者CFOを務める山田太郎さんは「店頭販売は今回が初めてですが、学生さんが前面に出るとても印象が良くなります。みんな何も言わなくてもお客様の呼び込み、試飲サービス、セールストークもしっかりやってくれて、こちらが勉強になるくらいです」と話していました。