経営学部の辻ゼミが神戸マルイで展示販売中のフェアトレード商品を入れ替えました
2022/05/09
経営学部の辻幸恵教授ゼミ(3年次生)が神戸市中央区三宮町の神戸マルイ1階で4月から展示しているフェアトレードの商品を5月9日に入れ替え、リニューアルしました。地域の企業や団体のビジネスやマーケティングを学生目線での展示で応援する神戸マルイの「Sannomiya Future Market(三宮未来市場)」企画の一環です。前半はファッションに絞っていましたが、後半はコーヒーなどフェアトレード商品全般に対象を広げました。5月31日までです。
「フェアトレード」は発展途上国の生産者などが作った商品を購入することで不公正な貿易や商取引を是正する取り組みです。今回はフェアトレード商品専門店「シサム工房」とタイアップして作った本学の森茂樹初代学長をイラストにしてデザインしたドリップバッグコーヒーを150円で販売しています。ネパールの木工職人が作ったウッドの飾りが付いたヘアゴムやインド製のエコバッグなどを展示販売。植物繊維100%のネパールの手編みの帽子も涼感あふれる手触りです。
壁には今回もフェアトレードについて理解を深めてもらうためのパネルを展示しています。常駐しませんが、学生は随時会場を訪れます。
プロジェクトリーダーの紙名純平さんと小松勇輝さんは、「エコバッグと巾着とのデザインを統一感のあるものにするなど、工夫しています。どういう商品が好まれるのかも分かり、マーケティングの生きた勉強になります」と話していました。
■動物モチーフのアクセサリーも展示販売
一方、辻ゼミでは、同会場の近くの売場で5月1日から15日まで、「Animal Party」と名付けて動物をモチーフにしたアクセサリーの展示販売もしています。ハンドメイドの商品を販売する「手作市場」に出品している作家たちに依頼して商品を出してもらいました。「同じウサギでも作家が違えば、いろいろなデザインがあり、動物好きの方には楽しんでもらえるはずです」と、ゼミ生らは話していました。16日~31日は「透明な世界」の新商品に変わります。