神戸市が募集していた「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会１日１万人集客PROJECT（プロジェクト）」で経営学部の辻幸恵ゼミの学生たちが応募した「＃神パラ2024盛り上げ隊」の企画が採用されました。辻ゼミ（３年次生）では提案を実施する前に大会をPRするパネル展示を８月29日から神戸市中央区三宮町の神戸マルイで開催しています。

「世界パラ陸上競技選手権大会」は東アジアで初めて、2024年５月17～25日、神戸市の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催されます。２年に１度開かれ、神戸開催はコロナ禍で２度延期された経緯があります。

展示会場の壁面には、「大会について知ってもらい、障がい者への理解が深まれば」と願う展示の趣意書のほか、神戸市から提供されたポスターのデータを使ったパネル５枚、大会を楽しみ、パラスポーツやパラアスリートについての理解に役立つゼミ生手作りのパネル３枚を張りました。テーブルには大会の公式ホームページや公式SNSのアカウントに誘導するQRコードを紹介しています。

展示リーダーの中畑晧太さんと和田望夢さんは「障がいのあるアーティストの作品を神戸マルイで展示したり、フェアトレードのコーヒーのパッケージにデザインしたりした取り組みについて報告した『日経STEAMシンポジウム2023』の『学生サミット　未来の地球会議』での経験もあり、インクルーシブについて理解を深めているところです。障がいのある人たちと交流し、パラスポーツについてもっと知りたいと思って、この展示に取り組みました」と話していました。展示は９月22日までです。