経営学部の石賀ゼミが「道の駅はがブラッシュアッププロジェクト(第3期)」の中間企画発表会を開催しました
2026/07/21
経営学部の石賀和義教授ゼミが産学共同で取り組んでいる「道の駅はがブラッシュアッププロジェクト(第3期)」の中間企画発表会が7月15日、ポートアイランド第1キャンパスで開かれました。
宍粟市の「道の駅はが」の来場者を増やし、地域を活性化させようと石賀ゼミ(3年次生)は2024年度から毎年、企画案の検討と提案に取り組んできました。
プロジェクトメンバーの兵庫県信用保証協会経営支援部伴走支援課の堀口譲課長が開会あいさつし、「昨年度のゼミ生の案が宍粟市ではないが別の地域で商品化された。今年度は宍粟市で商品化までもっていければ理想的です」と述べました。
続いてゼミ生8人が順にパワーポイントを使って企画案を発表しました。企画案の題目と学生は以下の通りです。
① 「しーたんりんごフロート」(長谷川穂乃さん)
宍粟市のご当地キャラクター「しーたん」をカップやストローにデザインし、宍粟市産のリンゴを使ったアイス、ジュースを使ったフロートを商品化する提案。
② 「森のりんごパフェ」(濱口いつかさん)
宍粟市産のリンゴを使ったソフトクリーム、ジュレ、コンポート、チップを使った小さめサイズでコストを抑えるパフェを商品化する提案。
③ 「宍粟山かけ丼」(三澤琉生さん)
宍粟市特産のジネンジョと宍粟牛のローストビーフ、鴨チャーシュー、波賀みそだれなどの特産品を組み合わせた丼を商品化し、食べ比べフェアを開催する提案。
④ 「星空シアターin宍粟」(大江望来さん)
宍粟市の美しい星空を舞台に、映画上映会を開催する提案。昼から夕方にかけては吹奏楽やダンスの発表会、地元飲食店の出店などで地域交流を楽しんでもらう。
⑤ 「参加型『0円』観光モデル」(尾﨑七愛さん)」
キャンプ入場料、駐車料を無料にして集客を図り、キャンプに必要な食品販売や用具の貸し出し、宍粟りんごソフトの販売などで収益を得る提案。
⑥ 「りんごのソフトクリーム」(田中いちかさん)
地元の原観光りんご園で育てたリンゴを丸ごと器として使用し、人気のりんごソフトを組み合わせた新商品の提案。切り落とした果実も使って食品ロスを防ぐ。
⑦ 「フルーツ収穫型体験イベント」(池垣秀一郎さん)
地元産のリンゴやブルーベリーを収穫してパイやチーズケーキを作ってもらい、出来立てを食べてもらう企画の提案。写真に撮ってもらい、SNSでの拡散を期待。
⑧ 「重ね押しスタンプラリー」(坂下文音さん)
各スポットに設置したスタンプを重ねて押してもらうことで宍粟市の風景が1枚の絵となり、訪ねたスポットの数に応じて特産品の割引券や抽選券を提供する提案。
商品コンセプトやターゲットに加え、収益モデルを考えた学生もいました。「道の駅はが」を運営する宍粟メイプルの名畑浩一代表取締役社長が講評し、「どれもが実現可能な提案でした。スイーツや丼も面白い。フィールドワークで現地を見てもらった成果か、3年目で提案がレベルアップしました」と述べました。
また名畑社長は「道の駅はが」の近況について、「4月から販売開始した波賀味噌ラーメンは4月~5月の2カ月間で550杯売れている。先行して週末だけ販売している木地師飯(巨大おにぎり)も好調。地域には引原ダムがあるので、全国各地のダムの近くで提供されているダムカレーも出しており、ご当地グルメの3兄弟がそろいました」と述べました。
名畑社長、堀口課長らの投票では③の三澤さんの提案が最も多くの支持を集めました。三澤さんは「ネーミングをほめてもらえてうれしい。食べるのが好きなので、商品の案をどんどん考えてみたい」と感想を述べました。
最後に石賀教授が閉会あいさつし、「現地フィールドワークに行ってゼミの皆さんの目の光り方が変わった。パワーポイントの画像は生成AIを使ったのでかなりいいものができた」とまとめました。
学生からは「提案した商品やイベントを通じて、フィールドワークで感じた宍粟市の魅力をいろいろな人に広めたい」「どのスイーツも非常においしそう。見た目もとてもかわいい」「自然と体験を組み合わせた楽しいイベントが盛りだくさん」「今後は商品やイベントをSNSで発信して観光客をリピートさせる仕組み作りが大事になる」などの感想が寄せられました。
