神戸学院大学

経営学部

経営学部の石賀ゼミが産学連携「道の駅はがブラッシュアッププロジェクト」第2期の最終発表会を実施しました

2026/01/22

最優秀に選ばれた4班の発表
最優秀に選ばれた4班の発表
1班の発表
1班の発表
2班の発表
2班の発表
3班の発表
3班の発表
5班の発表
5班の発表
最優秀となり、名畑社長から記念品を受け取る4班の学生たち
最優秀となり、名畑社長から記念品を受け取る4班の学生たち
講評を述べる県信用保証協会の堀口課長
講評を述べる県信用保証協会の堀口課長
講評を述べる神姫バスの津村さん
講評を述べる神姫バスの津村さん
参加者全員で記念撮影
参加者全員で記念撮影

経営学部の石賀和義教授の3年次生ゼミが産学連携で取り組んでいた企画立案プロジェクト「道の駅はがブラッシュアッププロジェクト」第2期の最終発表会を1月14日に実施しました。宍粟市にある「道の駅はが」の活性化のため、地元の神姫バスを利用する観光バスツアーの企画案を4グループがそれぞれ考えました。プロジェクトは前期の第1期に続き、大学コンソーシアムひょうご神戸の2025年度企業課題解決プログラムに採用されていました。

■「星空バスツアー」の企画が最優秀
兵庫県信用保証協会経営支援部伴走支援課の堀口穣課長からのあいさつに続いて学生の発表があり、最後に学生を除く参加者が投票で審査を行いました。4班の「星空バスツアー」が最優秀に選ばれ、提案した学生4人に「道の駅はが」を運営する宍粟メイプル株式会社の名畑浩一取締役社長から同じく運営する「道の駅 みなみ波賀」で人気の「揚げかきもち」が贈呈されました。

この提案のユニークさは、ツアーの集客に、SNSではなく、県や市の勤労福祉協会などが運営する共済制度を活用し、共済会などと集客のパートナーシップを結ぶアイデアでした。訪問先には老舗の酒造会社を組み込み、バスツアーなので酒の試飲もできることを利点に挙げました。夜は星空観察会。こたつやリクライニングチェアを屋外に出し、地元の「星ソムリエ」の解説を聞くプランとしました。「道の駅 みなみ波賀」で日帰り組と宿泊組が合流して土産物を買い、全員が大型バスで出発して一体感を持たせることにしました。

■古民家カフェ、イチゴ農園、星空…
ほかのグループ提案のツアーは1班が「大学生の自然旅」。関西圏の大学生をターゲットにした日帰り旅で、添乗員をつけずにコストを削減し代わりに客の安全のため補助員を配置することにしました。

2班は「宍粟よくばりバスツアー」。日帰り旅で夏はファミリー層、冬は若年層をターゲットにし、イチゴ農園で3種類のイチゴを好きなだけ味わい、「利きイチゴ」も楽しむ体験を組み込みました。

3班は「星空&BBQツアー」。「フォレストステーション」の森の中でたき火やバーベキューを楽しむ日帰り旅で、夜はガイド付きの星空観察を企画しました。星空の美しさをアピールするショート動画も作って披露しました。

5班は「古民家café&果実狩りツアー」。30、40代の夫婦と家族を対象にする日帰り旅で、古民家利用の自然菜園カフェでの食事、ダム湖でのカヌー体験、農園でのリンゴなどの収穫体験を組み込み、ショート動画も披露しました。

各グループともに「日本の滝100選」に入っている原不動滝、由緒ある伊和神社、もみじと星空の美しい最上山公園など地元の名所の訪問、「道の駅 みなみ波賀」からのレンタルEバイクの利用、観光農園でのイチゴ摘み体験などを提案しました。

■ショート動画に高い評価
最後に名畑社長が講評で、「1班はタイトルが秀逸。2班は女子のグループらしいイチゴづくし。3班の星空ショート動画はすぐにでも使える。4班が目指す『デジタルデトックス』はデジタル社会で誰もが抱えているストレスの問題を解決しようというもの。5班の(大きな利益を狙わない代わりに大きな赤字も回避するために)平日に挙行するというアイデアも面白い」と、述べました。

神姫バス地域事業本部地域事業推進課の津村拓也課長も講評で「前回の発表と比べ、AIを活用してショート動画を作るなど一歩踏み込んだプレゼンになっていた。お行儀よく観光地を回るのではなく、わくわくさせて期待度もある甲乙つけがたい企画が並んだ」と、述べました。

また、データ分析のやり方で学生にアドバイスしてもらった兵庫県立大学ソーシャルデータサイエンス研究所の芦谷恒憲特任教授は「4班は、定員に対する利用率によって収益も変わる中で、損益分岐点まで計算していた点が良かった」と評価しました。

■「独自路線が評価されてうれしい」とゼミ生
ゼミ生からは「独自路線を貫いたが、それが評価されてうれしい」「子どもに焦点を当てた体験型ツアーを提案できてよかった」「動画作成やPR方法にオリジナリティーが出ていた」「赤字にしないために費用を抑えることがとても難しかった」などの感想が寄せられました。石賀教授は「学生は、タイトな日程のなかでさまざまな企画を考え抜き、発表内容も素晴らしかった。こうした経験を今後に生かしてほしい。また、審査にご協力いただいた参加者の方々に心から感謝したい」と最後にあいさつしました。