経営学部の辻幸恵教授のゼミ（３年次生）が10月27日と31日、大型ショッピングセンター「イオンモール神戸南」（神戸市兵庫区中之島２）で、地元に建設中の「兵庫津ミュージアム」などに関するアンケート調査を実施しました。

調査は地域振興を目的に兵庫県企画部地域振興課と合同で行い、リーダーの岡嵜明日香さんら赤いシャツを着たゼミ生６人が買い物客に協力を呼びかけました。

「兵庫津ミュージアムをご存じでしたか」「初代県庁館をご存じでしたか」と県のプロジェクトに関わる２項目のほかに、「休日は何をされていますか」「何か趣味をお持ちですか」「これからやってみたいことはありますか」などとライフスタイルや嗜好についても質問項目に入れました。

辻教授からは「答えていただければドリップバッグコーヒーをさしあげますと最初に言ってください」などと、アンケート調査のコツを教わり、学生はおそるおそる声をかけていました。初日は約３時間で91人から有効回答を得ることができました。２日目は109人から有効回答を得て200人の目標を達成しました。

初日に苦労しながら調査をしていた片井美優さんは、「快く回答していただき、ありがたかったです。兵庫津ミュージアムを知っていると答えた方は徒歩や自転車で買い物に来られた方が多く、近所の方には認知度は高いようです」と話していました。鈴木陽菜乃さんは「最初に声をかける少しの勇気が必要ですね。２分で済みますと最初に言えば良いことも分かりました。アンケート調査はゼミで学んでいるマーケティングには必要な活動だと思います」と、慣れない活動の感想を語りました。

残りの辻ゼミ生が調査票のナンバリングと分析を担当します。

兵庫県立兵庫津ミュージアム（兵庫区中之島２）は初代県庁館が昨年先行して開館しており、ひょうごはじまり館も完成して11月24日にグランドオープンする予定です。本学人文学部、経営学部のゼミなどが地域活性化のためPRに努めています。