神戸学院大学

経営学部

経営学部の辻ゼミが神戸マルイでドローンの活用方法を考える展示をしています

2022/10/14

展示を担当した辻ゼミ生
展示を担当した辻ゼミ生
展示を見る学生たち
展示を見る学生たち
会場中央のテーブルには目立つドローンの写真
会場中央のテーブルには目立つドローンの写真
ドローン配送などについてのパネル展示
ドローン配送などについてのパネル展示

ドローンを使った食品配送の実証実験がポートアイランド第1キャンパスに隣接するポーアイしおさい公園などで始まり(次の段落に追記あり)、実験に協力している経営学部の辻幸恵教授の指導する3年次生ゼミが10月13日から神戸市中央区三宮町1の神戸マルイ1階でドローンの活用方法を考える展示を実施しています。展示は月末までです。

実験は兵庫県と新産業創造研究機構(NIRO)の社会実装促進実証事業として11月3日まで続けられる予定で(この段落末に追記あり)、「出前館」アプリで注文すると、「スターバックスコーヒー」のドリンクがドローンで神戸ハーバーランドから、同公園の受け取り指定場所まで配送されます。1便で4点まで運べます。約2キロの海上を渡る時間は約3分。注文締め切りから届くまでに20~30分かかります。事業主体の「TOMPLA株式会社」(新潟市)は食品配送の「テストマーケティング」と位置付けています。(10月17日追記:ドローンの機体に不具合が生じ、現在は配送実験を停止しています)

展示は実験で使われているドローンの写真パネルを中央のテーブルに配置しました。壁には「ドローンって何?」の説明に始まり、今回の実証実験の経緯や、車で配達する場合と比較してドローン配送ならCO₂排出量もはるかに少ないことを示す計算式などのパネルを掲示しました。「大型商業施設にドローンを飛ばし、タイムサービスのお知らせやポスターをつるす」「観光地を空撮して一味違う景色を(画像や映像で)見てもらい、観光PR」「観光地での道案内にも」など、ゼミ生が考えたドローンの活用方法についても紹介しています。

辻ゼミでは、実験や注文方法を書いたチラシの作成などに協力しました。展示のリーダー、狗巻圭亮さんは「環境への負荷を減らすことなど近未来を感じさせる実験で、自分たちも参加したいと思いました。チラシのキャッチコピーやレイアウトなどもゼミで意見を出し合いました。スタバのコーヒーが大学でも飲めるというのがいいですね」と話していました。