経営学部の石賀ゼミとイオン銀行が次世代に向けた金融教育プログラムを開発する産学連携プロジェクトを始めました
2026/05/12
経営学部の石賀和義教授の3年次生ゼミと株式会社イオン銀行(本社東京都千代田区)が次世代に向けた金融教育プログラムを開発する産学連携プロジェクトが始まり、4月22日、ポートアイランド第1キャンパスで開かれた第1回の講義で学生と同社の社員が顔合わせして課題や目的などについて話し合いました。今後、1年間かけて検討を重ね、小学生ら次世代の金融リテラシーを高めてもらう体験型コンテンツになるようブラッシュアップします。
イオン銀行からは学生と年齢の近い若手社員の皆さんに参加してもらいました。冒頭で同社の近畿・中四国営業部の松田憲孝部長が、「皆様に身近なショッピングセンターであるイオンをご利用のお客さまの声から生まれたのがイオン銀行です。2007年から営業を始めて約900万人の方に口座を利用していただいています。社員にとっては、やりたいことが実現できる銀行です」と、あいさつしました。
同じく近畿・中四国営業部の濱口真樹マネージャーから子どもにも資産運用の意義について理解してもらえるように同社で作ったオリジナル絵本「3びきのこぶた」やお金についてのクイズ、1億円の札束のレプリカなどの学習コンテンツ(教材)についての説明を聞き、学生が絵本を読んだり、クイズに挑戦したりして体験しました。「破れて半分残った1万円札は銀行に持っていくといくらに交換してくれる?」のクイズには多くの学生が苦戦。見たこともない1億円のレプリカを持ち上げてみた学生は重さに驚いた様子でした。
さらに同社が既に作っている「お買い物ゲーム」などの教材の実例について説明を聞いた後、学生と若手社員が8人ずつ3グループに分かれてディスカッションしました。各グループを代表して学生3人が議論で出た意見のまとめとして、「支払いの際に、お釣りでもらう硬貨や紙幣の枚数をなるべく減らすには、いくら出せばいいかを尋ねるクイズも小学生には算数の計算の練習になるのではないか」「お金のクイズを出すときに、後ろの人に答えが聞こえてしまうので、選択肢の順番を毎回変えるなどの工夫が必要だと思う」などと発表しました。
石賀教授は「金融教育は、各年齢層で求められるものが変わるため難しい面があるが、学生ならではの視点でどんどん提案して、コンテンツの向上や新規開発につなげて欲しい」と締めくくりました。
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参加した学生たちからは次のような感想が寄せられました。
・普段何気なく利用している金融サービスについても、正しい知識を持つことの大切さを実感しました。一人ひとりのライフスタイルに合わせたサービスが提供されている点にも魅力を感じました。
・これまであまり知らなかった銀行の仕事について、ゲーム形式で楽しみながら学ぶことができ、とても有意義でした。
・「3びきのこぶた」の絵本は読み聞かせを通じて、親子で資産形成について学びを深められるようにと考えられている点がすごく魅力的でした。
・キャッシュレス化が進む中でリアルなお金を知らない世代が増えている現状に対し、企業がどうアプローチすべきかという視点は非常に興味深かったです。
