経営学部
経営学部の辻ゼミが神戸マルイでフェアトレード商品を紹介しています
2025/05/12





経営学部の辻幸恵教授の3年次生ゼミが「フェアトレード商品への誘い」と題した展示などを神戸市中央区三宮町の神戸マルイ2階で実施しています。
「フェアトレード」とは公平・公正な商取引・貿易によって開発途上国の生産者や労働者を支援する仕組みです。消費者はフェアトレード認証商品を購入することで関わることができます。
会場ではフェアトレード認証商品の紅茶、インド伝統の染色技法「ブロックプリント」で染めたハンカチ、シリア西部・アレッポ産のせっけんなどを展示し、啓発パネルも掲示しています。パネルには「フェアトレードコーヒーがもたらす効果」のほか、生産者の声、産地アレッポの位置や起源などについて紹介しています。また、フェアトレードに関するクイズを3問用意し、全問正解者には認証商品の紅茶のティーバッグをプレゼントしています。
5月12日に来場者対応の当番だった李来嘉さんは「フェアトレードはまだ十分知られていませんので、クイズなどを通じて少しでも理解していただければ」と話していました。また、河野桜子さんも「商品価格は少し高めですが、ハンカチなどは日本にはないおしゃれなデザインです。ブロック染めの繊維製品を作っているインドの生産地をいつか訪ねてみたいです」と話していました。2人は経営学部の学生団体「フェアスマイル」で日頃からフェアトレードについて学び、普及活動しています。
展示は今月29日まで。商品は展示のみで販売はしません。学生たちは交替で連日、100分~2時間程度会場に詰めています。