神戸学院大学

経営学部

経営学部辻ゼミが教員向けの夏季臨地研修「教材体験会」に出展しました

2025/08/06

ショコラトレードのルールを説明する学生たち
ショコラトレードのルールを説明する学生たち
小学生らにどのような学びを届けたいか説明する学生たち
小学生らにどのような学びを届けたいか説明する学生たち
フェアトレード体験のブース
フェアトレード体験のブース

経営学部の辻幸恵教授のゼミ生が7月29日デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)にて神戸市教育委員会が実施する小学校の教員向け夏季臨地研修「教材体験会」に出展し、40人近くの教員に対して、ショコラトレードを体験してもらいました。

「ショコラトレード」は、「神戸市内の小学生にフェアトレードが学べるゲーム教材で学びを届けたい」という想いで、クラウドファンディングでの資金調達を経て、製品化を実現しました。

学生らは「フェアトレードの認知を広めたい」という想いでゼミ活動をしており、その一つとして「ショコラトレード」を神戸市内の小学校に展開することで、フェアトレードの学びを小学生に届けたいという商品コンセプトを説明。ゲームのルール説明、実践、教員目線でのフィードバックの仕方、ゲームを通して得られる学びについて詳しく説明しました。

体験会後には、フェアトレードの学びが子どもたちに広がることを願い、参加した小学校の教員らに、「ショコラトレード」を一つずつ配布しました。

体験会に参加した教員からは「フェアトレードという言葉になじみがないが、ゲームを通して、子どもたちの学びを深めることができるのではないかと感じた」「このゲームを学習の入口として、世界の国々を学ぶという視点で、社会科や総合的な学習の時間での活用がイメージできた」等の感想があがりました。

谷田茉奈花さん(4年次生)からのコメント
前回は小学生に対して「ショコラトレード」を展開しましたが、今回は教員(大人)の方が対象だったことで、ゲームの説明や展開が全く異なることに気づきました。年齢によって考え方や話の進め方が大きく変わることを実感でき、非常に学びの多い機会となりました。