神戸学院大学

社会連携

第80回 神戸学院大学土曜公開講座が始まりました

2020/10/12

「第80回神戸学院大学土曜公開講座」が10月3日に初日を迎えました。
 今期は、「私たちのくらしと文化」をテーマに、心理学部と栄養学部のそれぞれの分野の専門性を活かした6講座を開講します。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、定員を100人に限定し、受講生同士の座席の間隔をとり、常時窓を開放するなど、感染症対策を講じての開講となります。
 初回は、心理学部河瀬諭准教授による「音楽の科学と心理-なぜ我々は踊るのか-」と題した講座で、音楽のリズムと人間の体の動きの関係について説明しました。音楽に合わせて動くのは、楽しいから動くということもありますが、世界の国々では儀式の際に音楽に合わせて踊ったり、船を漕ぐ際に音楽に合わせて漕いだりするなど、動きと音楽は深く結びついていることが分かります。
 また、体を動かしたくなるリズムもある程度決まっており、8ビートや16ビートがその動かしたくなるリズムです。そのリズムから大きく外れてしまうと、人はどのように動いていいのか、分からないようになってしまい、グルーヴ(音楽を聴いて体を動かしたくなる感覚)が失われてしまうことも分かっています。また、グルーヴの実践的応用として、パーキンソン病の研究では、音楽を流した方が、歩幅が伸び、歩数が増え、運動を系列化することも明らかにされています。
 野外フェスなどで、若者たちが一緒に歌い、手を上げてリズムにのっている姿などをテレビで観たりしますが、音楽に合わせて一緒に動く、踊ることは、社会集団の絆を深めることにも役に立っているということを例を挙げて丁寧に説明しました。
 グルーヴを感じられる音楽を流して、実際にグルーヴを体感してもらうなど、和やかな雰囲気で講座を終えました。
 受講者の方からは、音楽を科学的に分析することが新鮮で、大変興味深い内容でしたという感想を多数いただきました。

【今後の講座】※多数のお申し込みをいただき、全講座が抽選となっております。当選された方のみ受講許可ハガキを大学よりお送りいたします。
・10月17日『私たちの思考の癖を探る-判断と意思決定の心理学-』 申込締切:10月5日に締切
心理学部 長谷和久講師
・10月24日『ユーモア感覚から心の健康を考える』         申込締切:10月12日
心理学部 岡村心平講師
・11月7日 『アルコールと疾病リスクとの関連性』         申込締切:10月26日
栄養学部 大平英夫准教授
・11月14日『みぢかな栄養素と健康』               申込締切:11月2日
 栄養学部 吉村征浩准教授 
・12月12日『私たち人間のもつ“免疫”という防御システム』    申込締切:11月30日
 栄養学部 坊池義浩講師
土曜公開講座について詳細はこちら(http://www.kobegakuin.ac.jp/social_contribution/lifelong/saturday/)