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南海トラフに備える体験学習 薬剤師をめざす男子学生、一癖ある個性に隠された純粋な思い

梅本知輝(薬学部)

取材担当:学生スタッフ広報班 岡本彩果(人文学部)

 薬学の話になると熱く、年中コートを着る暑い男・梅本知輝さん。
 コートを着る理由は、「自分を印象づけるため」。梅本さんの人への考え方が顕著に表れていると思う。人の欠点は「個性」であって面白いと主張し、相手のことをまず理解しようと努力する。人とのコミュニケーションに敏感な彼は、1つの手段として、『コート』を着ているのだろう。取材から数ヶ月経っても「コート=梅本さん」と覚えているのが、ちょっと悔しい。

 「地元が大好き。将来は和歌山に帰りたい」「まだ経験していないことを経験したい」そんな地元への愛と探究心で、梅本さんは和歌山災害支援ボランティアバスに応募した。

 あだ名は「梅さん」。バスではグループのリーダー、そして全体のリーダーも任された。
「自ら立候補はしないけれど、リーダーは好きみたいです」。そう話してくれた彼は、現在4つの団体に所属。そのうち1つは代表も務めている。忙しそうですね?と聞くと、すぐさま笑顔で「楽しいですよ」と笑った。友達といることが何よりも楽しくて、1人の時間はそんなにいらないと言う。なんてアクティブなのだろうか。

 南海トラフ大震災に備える和歌山県災害ボランティアセンターでの体験学習プログラム(1泊2日)のメインは、災害支援備品の整備だった。「この作業にはどういう意味があるんだろう」と活動しながら考えて分かったこと。それは日頃のチェックがいかに大切かということだ。いつ起こるか分からない地震に備えて家族と話してはきたけれど、実際に活動をして改めて“意識の差” “準備の大切さ”を学んだという。そしてリーダーとして1人1人と向き合った2日間だった。

 取材中、何度も「気配り」という言葉が出てくる。冒頭にも書いたように、彼は相手と真摯に向き合っているのだ。「自分より誰かが喜んでいる姿が好きなんです。今回をきっかけに、今後も災害支援に参加したいし、リーダーとしても成長したい」。
 決して器用なタイプではないけれど、それでも人と関わりたいし、誰かの役に立ちたい。常に持ち続けるその想いで、残りの大学生活も突き進むことだろう。

編集後記

岡本彩果

 最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
 梅本さんとは取材の日に初めてお会いしましたが、話が面白くて盛り上がってしまい、予定時間より大幅に延長して取材させていただきました。
 初対面でも2時間。取材の日に時間があれば、3時間でも4時間でも話せたのではないかと思う梅本さんの面白さを、1番に伝えたいなと思って書きました。私が感じた梅本さんの人柄や、梅本さんのボランティアや人に対しての考え方が伝わっていたら嬉しいです。
 最後になりましたが、取材記事にアドバイスいただいた職員の皆さん、取材を受けてくださった梅本さんに感謝を申し上げます。

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