神戸学院大学

社会連携

栄養学部生が「Q・B・Bチーズ」を使ったマラソンランナーのためのレシピを考えました

2022/09/14

「マラソンレシピ」を考えた栄養学部の学生たち
「マラソンレシピ」を考えた栄養学部の学生たち
中村学長のあいさつを聴く学生たち
中村学長のあいさつを聴く学生たち
塚本社長からレシピ考案の表彰」を受ける学生
塚本社長からレシピ考案の表彰」を受ける学生
自身が考えたレシピの説明をする学生
自身が考えたレシピの説明をする学生
中村学長(右端)、塚本社長(右から2人目)、河辺事務局長(左端)、南学部長(左から2人目)と記念撮影する学生たち
中村学長(右端)、塚本社長(右から2人目)、河辺事務局長(左端)、南学部長(左から2人目)と記念撮影する学生たち

「Q・B・Bチーズ」ブランドで知られる地元企業の「六甲バター株式会社」とコラボして栄養学部3年次生がマラソンランナーに適したチーズ料理のレシピを今年も考えました。11月20日には神戸マラソンが3年ぶりに開催されます。マスコミ関係者らを招いて有瀬キャンパスで9月13日に開かれた「マラソンレシピ」お披露目会では、「このマラソンレシピで作った料理で良い記録を出してもらい、待望の大会を盛り上げたい」との声が聞かれました。

■神戸マラソン参加者の栄養補給に最適な料理はいかが
同社との連携事業も8年目になりました。新型コロナウイルス感染症の拡大で2020年と昨年は神戸マラソンは延期、再延期になりました。本来は、神戸マラソン参加者の体力強化と栄養補給に役立つチーズレシピを考えるのが目的でしたが、昨年までは大会再開に備えて練習に励んでいるランナーの栄養源として、レシピの考案は途切れず続けてきました。

今年は鉄分を強化した「Q・B・Bベビーチーズ チーズDE鉄分+葉酸」やカルシウムを強化した「Q・B・Bベビーチーズ チーズDEカルシウム+ビタミンD」など栄養のある製品を使った料理やスイーツのレシピ8点を考えました。

■中村学長と塚本社長も推薦
最初にあいさつした中村恵学長は、「本学は産官学を軸に地域や社会との繫(つな)がりを大事にしています。六甲バターさんと連携した栄養学部の取り組みは学生にとって学びの実践の場として貴重な経験となっています」と述べました。

本学経済学部卒業生でもある「六甲バター」の塚本浩康社長もあいさつし、「神戸マラソンは私も何度か走りました。今年は開催が決まり、実際に目標があって、この連携事業に取り組める幸せを感じています」と述べました。また、「チーズの栄養成分がなぜ、スポーツやマラソンと関係があるかを、この機会に考えていただければ」と学生たちに呼びかけ、汗をかくと水分と同時に鉄分なども失われることに触れました。

180点のレシピを絞り込む
この後、そろいの黄色のユニフォーム姿の学生が整列し、「さば缶を使うので味付けは不要です」「洋風のみそ汁なのでパンにもご飯にも合います」などと自作の料理やスイーツのレシピについてPR点を説明しました。指導にあたった栄養学部長の南久則教授は「3年次生が2点ずつレシピを考えたので当初は180点にも上りました。審査を経て、名称や色合い、料理法などを少しずつアレンジしながら完成させました。野菜くずを使って環境への優しさに配慮するなど、さまざまな工夫を重ねたレシピばかりです」と経緯とアピールポイントを説明しました。神戸マラソン事務局の河辺健一事務局長からも感謝と歓迎の言葉がありました。

8点のレシピはプリントして神戸マラソン参加者に配布するほか、後日、六甲バターのホームページなどに掲載されます。

■色合いも美しい8点
レシピと考案した学生は次の通りです。
▽贅沢(ぜいたく)ナッツのチーサンド(石井沙樹さん)▽ラムレーズン香るチーズinスイートポテト(中野こころさん)▽野菜もいっぱいチーズいなり(村上舞衣さん)▽具だくさんチーズ入りMISOスープ(口地伶奈さん)▽食べ応え十分!さば缶チーズリゾット(古賀宗一郎さん)▽鶏とチーズの生春巻き(外原和香子さん)▽まるごと食べるパプリカキッシュ(荒木紗和さん)▽しいたけチーズの一口おにぎり(藤田綾香さん)