神戸学院大学

社会連携

科学クラブの学生が「おもしろ科学実験!~身体の中をのぞいてみよう!~」を開催しました

2021/12/20

「肺呼吸モデル」を説明する学生スタッフ
「肺呼吸モデル」を説明する学生スタッフ
「聴診器」制作の様子
「聴診器」制作の様子
身体の中の臓器を説明する学生スタッフ
身体の中の臓器を説明する学生スタッフ

薬学部科学クラブが12月5日、D-ラーニング「おもしろ科学実験!~身体の中をのぞいてみよう!~」を対面形式で開催し、小学生26人とその保護者が工作と実験をしながら「肺」と「心臓」の仕組みを楽しく学びました。科学クラブ所属の薬学部3年次生の楠元真美さん、久保田瑛茉さん、岡尚代さん、河野さやかさん、1年次生の喜田智香子さん、永野貴之さんの6人がスタッフを務めました。

D-ラーニングとは西区役所と西区連合婦人会の共催で開講している小学生向けの学びの場で、子どもの「好奇心」や「国際感覚」を育み、視野を広げることを目的としていて、本学は2019年度から継続して参加しています。

ヒトの身体の中にはさまざまな臓器があり、空気を吸ったり、吐いたりするときに働いているのが「肺」です。ペットボトルと風船で「肺呼吸モデル」を制作し、肺が膨らむ仕組みを学びました。肺に見立てた風船がうまく膨らむと「やったー!」「すごい!」という声が上がりました。

肺で吸った空気にはエネルギーの原料となる酸素が含まれていて、血液を通して酸素を全身に送り出すのが「心臓」です。ペットボトルとチューブを使って「聴診器」を制作し、心臓が動いている音を聞きました。身近なものではっきり聞こえる心臓の音に、子どもたちだけでなく保護者の方々も驚いている様子でした。

最初は学生に対して少し照れている様子の子どもたちでしたが、工作を手伝ってもらったり、実験を教えてもらったりするうちに、すっかり打ち解けていました。普段関わることの少ない学生との交流や、学校の授業とは少し違うワークショップは子どもたちにとって大きな刺激となったようでした。