神戸学院大学

社会連携

グリーンフェスティバル第456回「はじめての浪曲・おなじみの落語 ~九雀・奈々福二人会~」を開催しました

2023/05/30

出演者のみなさん
出演者のみなさん
桂九雀-さんによる落語の様子
桂九雀-さんによる落語の様子
玉川奈々福-さんによる浪曲の様子
玉川奈々福-さんによる浪曲の様子

5月24日に神戸学院大学有瀬キャンパスメモリアルホールにおいて、「はじめての浪曲・おなじみの落語 ~九雀・奈々福二人会~」を開催し、約230人が落語と浪曲を楽しみました。

落語は、噺家(落語家)が一人で座ったまま、台詞やしぐさ、表情で話を表現する伝統的な話芸です。一方浪曲は、浪曲師が台詞や語り、さらには歌唱を織り交ぜながら物語を表現する演芸です。

落語の演目は、桂九寿玉(かつら くすだま)さんによる「金明竹」。落語家の桂九雀(かつら くじゃく)さんによる「青菜」「井戸の茶碗」が披露されました。桂九寿玉さんの軽快な語り口調に来場者は引きこまれ、桂九雀さんの巧みな喋りに加えた力強い身振り手振りで会場の笑いを誘いました。

玉川奈々福(たまがわ ななふく)さんによる浪曲の演目では、「浪曲百人一首・恋歌編」「甚五郎旅日記・掛川宿」を披露。遠くまで響く独特の声と、曲師 沢村まみ(さわむら まみ)さんの三味線と息を合わせながら進む物語が会場の心を掴みました。

来場者からは、「大変面白く、笑顔で帰れます」「落語・浪曲を生で聴けてTVとは違う迫力があり、とても良かったです」「力強い歌声と絶妙な三味線の掛け合いが軽快で素晴らしかったです」との感想がありました。

落語と浪曲を見比べることで、日本の話芸の多様性、奥深さに触れる貴重な機会となりました。