神戸学院大学

社会連携

アメリカンフットボール部の学生が枝吉小学校でフラッグフットボールの指導を行いました

2023/02/20

難しいロングパスが何度も通りました
難しいロングパスが何度も通りました
もちろんディフェンスも全力です
もちろんディフェンスも全力です
どのチームもよく頑張りました
どのチームもよく頑張りました
楽しかったという感想を多くいただきました
楽しかったという感想を多くいただきました
学生代表の津崎さん(現代社会学部社会防災学科3年次生)
学生代表の津崎さん(現代社会学部社会防災学科3年次生)

2月6日、9日、13日、16日の4日間、アメリカンフットボール部の学生が枝吉小学校の体育の授業の中で、フラッグフットボールの指導を行いました。

本学と同小学校は「大学生および小学生の学びの場の創出」と「地域間・世代間の交流促進」を目的として、2019年5月に神戸市立枝吉小学校と連携協定を結んでおり、同年度より連携授業を継続実施しているご縁から今回の連携授業が実現しました。

初日はお互い緊張しながらの授業開始となりましたが、ハドル(作戦会議)で大きな声を出しながら集合するなど少しずつ打ち解けていきました。その後、キャッチボールや簡単なドリルを練習しました。初めて触れるボールの形状や独特の動きに戸惑いながらも、学生の優しく手厚い教えもあり、小学生はみるみるうちに上達していきました。

そして2日目、3日目は8チームに分かれて応用のドリルや戦術を練習し、最終日に記念すべき第1回目となる枝吉カップが開催されました。4チーム×2ブロックに分かれ、総当たり戦での勝ち点で優勝を争いました。

最初の試合ではどのチームもなかなか点数が入らず、苦戦する場面も多く見られましたが、学生コーチの指導もあり、試合を重ねるごとに得点を獲得できるようになりました。ロングパスが通ったり、ランプレーで何人も抜き去ったりする場面では小学生も大学生も大興奮の様子で大きな歓声が上がりました。

チーム全員が協力してそれぞれの役割を全うし、得点が入ったとき、もしくは守り切ったときには小学生も大学生も入り乱れてハイタッチを交わし、喜びを分かち合いました。試合は各チーム3回ずつ行いましたが、終了後は「もっとやりたかった!」という声が溢れていました。

試合後は「最初はルールも何も分からなかったけど、やってみると楽しかった」「チームで一致団結できて良かった」などの感想が聞かれました。最後に優勝したチームだけでなく全てのチームに大きな拍手が送られ、第1回枝吉カップは幕を閉じました。今後も本学と枝吉小学校は継続的に連携し双方にとっての学びを創出していきます。

【参加学生の声】
現代社会学部社会防災学科 津崎 晃空さん(3年次生)
初めてアメリカンフットボール未経験の小学生に4日間教え、たくさんのことを学びました。
まず、専門用語を使わず教えるのがとても難しかったです。僕たちが当たり前に使っている言葉でも小学生は知らないので、そこをどのようにしてわかりやすく教えるのかを考え、苦戦しました。
また、小学生の発想にはとてもびっくりしました。各チームで小学生たちにプレーを考えてもらいましたが、僕たちでは思いつかなかったプレーがありとても驚きました。
この4日間で得たことを今後の後輩育成などに生かしていきたいです。