ポーアイ・セーフティタウンの学生が神戸水上警察署長と座談会を行いました
2025/09/10
学生団体ポーアイ・セーフティタウンに所属する西原沙紀さん(代表・グローバル・コミュニケーション学部2年次生)、宮田啓史さん、竹田光翔さん(いずれも法学部2年次生)、上田弥奈実さん(法学部4年次生)、小牧昊右さん(現代社会学部社会防災学科3年次生)の5人が8月25日にポートアイランドにある神戸水上警察署を訪問し、清原克三署長をはじめ4人の警察官と座談会を行いました。
学生が活動で多く関わっている交通問題を中心に、理想の警察官像や若者に響く啓発方法、警察官への質問など幅広く意見を交わしました。特に警察官を目指したきっかけとして語られた、幼少期に警察官に助けられたことからあこがれを持ち始めたというエピソードは、警察官は地域から頼られる存在であることを、座談会の参加者全員が改めて認識し共感を呼びました。
始めは緊張した雰囲気を見せた学生たちも、座談会が進む中でインスタグラムの活用のアドバイス、活動における苦労ややりがいを感じたことなど学生ならではの視点で意見や質問を投げかけました。
清原署長は「警察官は世界一平和と言われる国の一翼を担っているといえます。是非今後も学生さんからのアイデアをもらいながら一緒に活動をしていきましょう」と話しました。
座談会を終えたあとは裏庭の駐車場に移動し、白バイ隊員が模擬交通指導取締を披露。日々の交通指導での工夫や苦労を語り、コミュニケーションに磨きをかけることが大切であることを学生に伝えました。
その後パトカーの助手席と後部座席に学生が同乗し、模擬取り締まりを体験しました。交通違反者とのやり取りを体験した学生は「パトカーを降りてから、話してみるまでどのような人なのか分からず、違反者役に近づくのにとても緊張した」と感想を述べました。
最後に、今後の学生の啓発活動のための座学を受け、プログラムを終えました。
宮田さんは「普段体験することのできない経験を通じて、警察官の仕事をより深く理解することができた」と感想を述べました。