神戸学院大学

社会連携

企業とコラボして開発したおせち「旬華笑燈」のお披露目会を開きました

2021/09/01

コラボおせちを開発した栄養学部の学生6人
コラボおせちを開発した栄養学部の学生6人
あいさつする佐藤学長
あいさつする佐藤学長
春のお重の紹介
春のお重の紹介
夏のお重の紹介
夏のお重の紹介
秋のお重の紹介
秋のお重の紹介
冬のお重の紹介
冬のお重の紹介

栄養学部の3年次生6人が阪神百貨店、まねき食品(姫路市)とコラボしてオリジナルの「おせち」を考案し、9月1日、ポートアイランド第1キャンパスA号館大会議室でお披露目(試食)会を実施しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、緊急事態宣言が発出されています。出口の見えない厳しい時期だからこそ、「おせち」を囲んで家族や友人同士で笑顔になり、料理で日本の四季も味わっていただきたいと、「旬華笑燈(しゅんかしゅうとう)」と命名しました。3者での「共同開発」は2017年にスタートし、今回で5回目です。

お披露目会ではメディア関係者のほか、阪神百貨店とまねき食品からの代表者、西本誠實理事長、佐藤雅美学長ら学校法人神戸学院と大学幹部らが出席しました。

「おせち」は4段の重箱に飾り付けた料理に季節の移ろいを感じられるように彩りも美しく工夫しました。伝統料理や縁起のよい食材も豊富に使いました。

司会を担当した浅田智恵さん(3年次生)が食生活についての国の調査データで、コロナ禍になって外での食事を避けて、家族と自宅で食事をする機会が増えていることを示し、家族で囲むおせちの果たす役割の重要さが増していることを示唆しました。続いて開発にあたった各学生がおせちのコンセプトや料理について説明しました。

■季節感あふれる4段のお重を囲んで家族仲よく
道行汐奈さんが発表した「春」は、お花見をイメージして桜もちなどの甘味がアクセントに。小野留実さんが発表した「夏」はハモ白焼き練り梅乗せなどで涼を感じてください。松本芽依さんが発表した「秋」はサツマイモのレモン煮など旬の栗やサツマイモを使った料理が食欲をそそります。泉英里さんが発表した「冬」はイタリアで年越しに食べるとされる「コテキーノ」(大きな豚肉ソーセージ)をイメージさせるイタリアンポークで縁起良く(トントン拍子に何事も進みます)。紅白なますも入っていて、一家の平和を願います。

最後に質疑に移り、商品化で学んだ点を聞かれ、松本さんが「すごくたくさんの方が関わってできた商品なのだと分かり、完成した商品の裏側まで見られるようになりました」と答えました。佐藤学長からの「こだわった点は」の質問に、浅田さんが「日本の四季をイメージするメインのコンセプトに合わせて旬の食材を使いました。健康に配慮し、海外の正月をイメージさせる食材を使うテーマも設定しましたが、どう表現するかが難しかったです」と、答えました。

おせちは阪神百貨店各店の店頭や、オンラインでも注文を受け付ける予定です。